丹木の歳時記2021 文月(三)

今年の土用の丑の日は28日。土用の丑と鰻を結びつけたのは江戸中期の博物学者・平賀源内とされています。古代ギリシャの哲学者アリストテレスが「鰻は大地のはらわたと称するものから生じる」と述べたように、鰻の生態は長く謎に包まれていましたが、近年の調査で日本鰻の産卵地はマリアナ海溝付近であることが分かっています。かつては日本の田んぼや川に普通に生息していた鰻。今ではアマミノクロウサギやライチョウと同じ絶滅危惧ⅠB類に指定されています。いかにすれば持続可能な消費形態を維持できるのか。食卓から鰻が消える未来が来ないよう、土用の丑の日を機に一考することも必要でしょう。鰻の来し方行く末を考える上で、今年発刊されたパトリック・スヴェンソン著『ウナギが故郷に帰るとき』も参考になります。

蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
蓮(ハス)
狐の剃刀(キツネノカミソリ)
狐の剃刀(キツネノカミソリ)
山百合
山百合
臭木(クサギ)
臭木(クサギ)
小葉擬宝珠(コバギボウシ)
小葉擬宝珠(コバギボウシ)
檜扇(ヒオウギ)
檜扇(ヒオウギ)
薊(アザミ)
薊(アザミ)
藪萱草(ヤブカンゾウ)
藪萱草(ヤブカンゾウ)
木槿(ムクゲ)
木槿(ムクゲ)
百日紅(サルスベリ)
百日紅(サルスベリ)
アカボシゴマダラ
アカボシゴマダラ

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