創価大学のSDGs達成に向けた取り組み
本学では、2019年にSDGs推進センターを開設し、中長期計画「Soka University Grand Design 2021-2030」において、教育・研究・ダイバーシティとならぶ重点項目としてSDGsを位置づけています。
「THEサステナビリティ・インパクト・レーティング2026」(2026年6月24日発表)のSDG別ランキングにおいて、本学は「SDG4:質の高い教育をみんなに」の分野で、国内1位タイ(世界401-600位)を獲得しました。これは、本学が開学以来、「学生第一」の理念のもと人材育成に取り組んできた実績と、通信教育部、公開講座をはじめとする広く社会に開かれた教育の実践が高く評価された結果です。また、総合ランキングでは、国内11位タイ、私立大学で国内4位タイ(世界601-800位)にランクインしました。
本ページでは、本学のSDGs達成に向けたSDG別の取り組みを順次、紹介していきます。
SDG4:質の高い教育をみんなに
SDG4:質の高い教育をみんなに
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
一般向けの教育機会の提供
公開講座
本学では毎年夏に行われる「夏季大学講座」、八王子学園都市センター主催の「八王子学園都市大学いちょう塾」、大学コンソーシアム八王子主催の小学生を対象とした「夏休み子どもいちょう塾」等、様々な公開講座を提供しています。
大学教員による講義動画の公開
本学では、大学教員の講義を動画で視ることができる「夢ナビ講義」を公開しています。
多様な学問分野の研究のおもしろさが凝縮された動画で、どなたでもオンラインで視聴可能です。
学術機関リポジトリの公開
本学では、学術機関リポジトリを構築し、オープンアクセス化を進めています。公開コンテンツは紀要論文が中心で、学内で生産された学術情報を公開しています。
教職大学院 教師力・授業力アップセミナー
本学教職大学院では、子供たちの健やかな成長を手助けする教育のあり方を大学院教員と院生が協働しながら追求しています。その一環として、学校現場の先生方やこれから教師になろうとしている学生の課題のために、教師力・授業力アップセミナー(参加費無料)を開催し、創価大学教職大学院の知恵を広く共有しています。
看護学部 臨地実習指導者研修会
本学看護学部主催で看護師の実習指導者を対象にした「臨地実習指導者研修会」(参加費無料)を毎年開催しています。
法科大学院 無料法律相談会
法科大学院では、法律相談の技法を含む法律実務を修得するため授業(ローヤリング・クリニック)の一環として、2017年度より「無料法律相談」を実施しています。
この法律相談は、地域社会へ法的サービスを提供しながら、創価大学法科大学院生に対する実務基礎教育の一環として実施するものです。
学内の祭典 創大祭と白鳥祭
創価大学の学内最大の祭典で、毎年10月に開催されます。
クラブやゼミの学生が、日頃の研究や活動を発表する場として、独自の展示や演奏会などを開催しており、多くの市民も参加しています。
通信教育部
通信教育部は創立者の建学の精神に基づき、社会のあらゆる人々に広く大学教育を開放することを目的としています。
正科課程では、経済・法・教育・文の4学部5学科を設置しています。年齢・職業・居住地に関係なく、オンラインを活用して「いつでも」「どこでも」主体的に学習できることが通信教育の最大の特色です。
3,900名の合格実績のある「教員免許(幼稚園・小学校)」、今後ますますニーズの高まる「日本語教員」や「社会教育士」等の資格に加え、ご自身の仕事やライフプランにも生かせる「ファイナンシャル・プランナー」や「簿記」資格の取得を目指す科目も開かれています。
大学施設などの開放
一般・地域の方の図書館の利用
本学中央図書館、理工学部フレイザー図書館は、図書館利用証を作成することで、一般・地域の方でも利用することができます。また、図書館利用証を持っている方を対象に読書イベントを毎年開催しています。
中学生を対象とした図書館職場体験
大学図書館における地域貢献の一環として、八王子市教育委員会と連携し、市内中学生への働く体験活動「職場体験」に協力しています。中学生がカウンター貸出出納業務、図書配架業務、図書整理業務等の図書館業務を体験しています。
創価大学学長杯 サマージュニアカップ
本学と八王子サッカー協会との共催で、本学のキャンパスにて八王子・多摩地域の少年少女サッカーチームを対象としたサッカー大会を開催しています。毎年、八王子市、⽴川市、⻘梅市などから⼩学1,3,5年⽣48チーム、約1000名が参加。2日間の大会では、初日に予選トーナメント、2日目に順位決定トーナメントを実施。優勝チーム、最優秀選手には、メダルや盾、賞状などが贈呈されます。
創価大学学長杯 少年野球大会
本学と⼋王⼦スポーツ研修連盟の協力のもと、⼋王⼦・多摩地域の少年野球チームを対象とした少年野球⼤会を実施しています。毎年、⼋王⼦市、⽴川市、⻘梅市などから30チーム、約800名が参加しての⼤会となっています。12月初旬に本学ワールドグランドにて開会式を行い、⼤谷球場・川町球場・椚田球場にて約3カ月間トーナメント方式で試合を実施。優勝チームには記念の盾が贈呈されます。
創価大学50周年記念展示
本学本部棟エントランスホールでは、「創価大学の50年」と題し、創立者が1964年に設立構想をご発表されて以降の開学準備から現在に至る歴史、及びキャンパスの変遷等を紹介しています。展示室1では、創価教育の三代を紹介する「創価教育の源流」、展示室2では創立者の折々の指導、講演を学ぶ「創立者の語らい」、ギャラリーでは、「学生がつくる大学」と題し、年代ごとの躍動溢れる学生の活躍を紹介しています。また記念展のすべてに英語訳を用意し、会場内限定サイト(Wi-Fi完備)で日英両言語に対応しています。
【タイトル】 創立50周年記念展「創価大学の歴史」
【会期】 2021年10月11日(月)より常設展としてオープン
【開館時間】 平日土日祝日 10時~18時、受付なし、無料
【会場】 創価大学 本部棟エントランスホール(東京都八王子市丹木町1-236 創価大学 本部棟 5階)
【アクセス】 JR八王子駅北口・京王八王子駅・拝島駅から西東京バスをご利用ください
関連リンク
アウトリーチ教育
走り方教室
本学陸上競技部および駅伝部の学生は、地域の小学校において、児童を対象とした「走り方教室」の講師を務めています。この教室は、小学生のうちに正しい走り方を児童が学べるよう、各校が外部講師を招いて毎年開催しているものです。
小学校への留学生派遣
八王子市教育委員会の留学生支援事業の取組である「留学生の地域社会への参加と交流する機会の創出」に協力し、本学留学生を八王子市にある小学校に派遣しています。留学生は小学校の各クラスで、自国の文化や伝統、慣習、自身の家族や日本に来た理由などを英語(あるいは 日本語)でプレゼンを行い、小学生からは日本のゲームや歌などを留学生に紹介します。
創価大学探究支援プログラム「そうか!」
「そうか!」は、高校での「総合的な探究の時間」に創価大学のノウハウをご活用いただけるよう、探究活動を担当する先生方や教育系企業の意見をもとに開発した創価大学オリジナルの探究支援プログラムです。
「SDGs×企業」など社会で注目度の高いテーマの講義を1コマから導入可能で、創価大学の教員と学生が高校での探究学習をサポートします。
「SDGs」についてのアウトリーチ
「SDGs Youth Summit 2023」に本学学生が参加しました
2023年9月9日(土)、持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(JYPS)事務局と国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)が主催する、「SDGs Youth Summit 2023」が国連大学とオンラインで開催され、本学学生が参加しました。
本サミットは、本年9月にニューヨークの国連本部で開催された「2023 SDG Summit」に向け、SDGsのユース参画について議論を行うとともに提言発表および手交を目的としています。
下西さんは、国連大学SDG大学連携プラットフォーム加盟大学の学生代表として選抜され、サミット第2部のパネルディスカッション(使用言語:英語)に登壇しました。「SDGs達成に向けた若者の参画促進—UNU-IASと参画推進者との対話から(Youth Empowerment for the SDGs — UNU-IAS Stakeholder Dialogue)」と題したテーマで、本学での学びや留学経験をもとに意見を述べました。
日経SDGs Festival大学SDGsカンファレンスで、SDGs推進センター長の井田旬一理工学研究科長と理工学部の丸田晋策教授が講演しました
日本経済新聞社主催の「日経SDGs Festival 大学SDGsカンファレンス(2023年5月13日開催)」において、本学SDGs推進センター長の井田旬一理工学研究科長が「創価大学におけるSDGs実現に向けた取り組み」と題して講演し、その中で理工学部の丸田晋策教授が実践事例「八王子産酒米米粉の有効利用」を発表しました。当日の模様が日経チャンネルで公開されています。
日経SDGs Festivalは、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs=Sustainable Development Goals)」の達成に向けて、日本経済新聞社と日経BPが、「日本のSDGs推進エンジン」となることを目指し、SDGsの情報発信をサポートするイベントとして開催しております。
国連大学SDG大学連携プラットフォームにおいて学生が事例発表しました
本学は、国連大学SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)を通じて、SDGsの推進に関する大学間の連携と学びの共有に取り組んでいます。2024年には、SDG-UP第3回分科会において本学学生が事例発表を行い、「大学第一世代(ファーストジェネレーション)」の概要や、学生が企画・運営した「大学第一世代について理解を深める講演会」をはじめとする支援の取組を紹介しました。発表では、誰もが学ぶ機会を得られる包摂的な教育環境づくりに向けた実践事例を共有し、SDGsの達成に向けた学生主体の取組の重要性を発信しました。
多様性と包摂性を尊重した教育環境の推進
本学では、多様性と包摂性を重視し、すべての学生・教職員に対する平等な機会の促進に取り組んでいます。その推進拠点としてダイバーシティ・インクルージョン推進センターを設置し、異なる背景や価値観を持つ人々が互いを尊重しながら学び、活動できる環境づくりを進めています。センターでは、啓発活動や教育プログラムの実施を通じてダイバーシティ・インクルージョンへの理解を深めるとともに、学生・教職員一人ひとりが個性や能力を発揮できるキャンパスの実現を目指しています。また、多様な構成員が安心して教育・研究活動に取り組めるよう、相談体制の整備などを通じて包括的で公正な大学環境の充実に努めています。
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SDG7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
SDG7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
エネルギー効率に配慮したキャンパス整備
本学では、施設の新築および改修に際し、省エネルギー関連法令やエネルギー効率基準に準拠した設計・施工を行っています。中央教育棟をはじめとする施設では、高効率設備や廃熱利用システムを導入し、建物のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減を推進しています。また、本学の中央教育棟、新総合体育館、大教室棟は既存のブラウンフィールドに建設されており、自然環境の保全や生物多様性への配慮にも取り組んでいます。
既存施設の省エネルギー化と脱炭素化の推進
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、既存施設・設備の省エネルギー化と脱炭素化を計画的に推進しています。照明のLED化や空調機器の高効率化、設備更新を継続的に実施するとともに、施設・建物の統廃合による効率的なエネルギー利用を検討しています。また、新築や大規模改修時にはZEB(Net Zero Energy Building)の導入を視野に入れ、建物のさらなる省エネルギー化を進めています。加えて、太陽光発電設備の導入やグリーン電力への切り替えなど、「省エネ」と「創エネ」の両面から脱炭素化を推進しています。2026年度には創価女子短期大学校舎屋上へ本学で4施設目となる太陽光発電設備を設置予定であり、ロードマップに基づく取り組みを着実に進めています。
エネルギー使用状況の把握と改善
本学では、2050年カーボンニュートラル達成に向けたロードマップを策定し、温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)やエネルギー使用量を継続的に算定・分析することで、エネルギー浪費の識別と改善に取り組んでいます。排出量や電力使用量の推移を毎年検証し、増減要因を分析することで、省エネルギー施策の効果測定と新たな課題の把握を行っています。
分析結果を踏まえ、照明のLED化や高効率空調設備への更新、太陽光発電設備の導入、グリーン電力への切り替えなどを推進し、エネルギー消費の削減を進めています。また、2030年度までに温室効果ガス排出量を2015年度比50%削減する中間目標を設定し、データに基づく改善サイクルを構築しています。
さらに、調達や廃棄物に関する環境負荷も把握・分析し、環境配慮型調達の推進やリユース・リサイクル活動を展開しています。エネルギー使用量や排出量を継続的にモニタリングし、その結果を施策へ反映することで、持続可能なキャンパス運営と脱炭素化を推進しています。
クリーンエネルギーに関連する公開講座の提供
毎年開催している「秋季大学講座」をはじめ、八王子学園都市センター主催の「八王子学園都市大学いちょう塾」や、大学コンソーシアム八王子主催の小学生向け講座「夏休み子どもいちょう塾」など、さまざまな公開講座を提供しています。経済経営学部の掛川三千代教授(専門分野:環境政策、環境管理、環境経済学、政治的エコロジー)は、SDG7に関連する「クリーンエネルギー」や「カーボンニュートラル」についての学びの機会も提供しています。
また、本学のプランクトン工学研究所と理工学研究科の共催で、「持続可能な社会形成に向けた資源循環利用技術に関するシンポジウム」を2025年2月21日に開催しました。学内外の専門家を招き、家畜ふん尿のメタン発酵によるバイオガス化や、国内外の湖沼で過剰繁茂する水草を微細藻類や土壌改良材として活用する最新研究が紹介されました。
教授
掛川 三千代
カケガワ ミチヨ
- 専門分野
環境政策、環境管理、環境経済学、政治的エコロジー
- 研究テーマ
メコン地域諸国における環境政策と遵守強化の為の手段、気候変動対策
また、本学では、大学教員の講義を動画で視ることができる「夢ナビ講義」を公開しています。
「クリーンエネルギー」や「カーボンニュートラル」の学びを深める動画もあり、どなたでもオンラインで視聴可能です。
【夢ナビ模擬授業】これからの開発と国際協力-持続可能な開発と気候危機-
【夢ナビ模擬授業】材料の力で環境問題の解決法を創造する
2050年カーボンニュートラル達成に向けた対外的な推進活動
「気候非常事態宣言」の発表
2021年4月に気候危機に全教職員、学生が一丸となって対応していく意思を表明するため「気候非常事態宣言」を発表しました。2050年にカーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギー拡大や省エネルギーに努めることを主軸に、国連が掲げるSDGs達成に向けて取り組むこと、教育・研究機関としての挑戦や人材育成などを盛り込んでいます。その他、4R(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ)の推進や地域とのパートナーシップを強化していくことを宣言しています。
「2050年カーボンニュートラル達成に向けたロードマップ」の公表
2021年に発出した「気候非常事態宣言」を踏まえ、「2050年カーボンニュートラルの実現に向けたロードマップ」を策定、公表しています。ロードマップでは、温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)の算定結果や削減目標を示すとともに、省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの導入、グリーン電力への切り替えなど、具体的な施策を明示しています。また、排出量や電力使用量の推移を継続的に分析し、取り組み状況を定期的に更新・公開することで、透明性の高い環境マネジメントを推進しています。2030年度までに温室効果ガス排出量を2015年度比50%削減する中間目標を掲げ、2050年カーボンニュートラル達成に向けた具体的な道筋を示しています。
「持続可能な社会を共創する大学等コアリッション」への参画
2021年に文部科学省・環境省・経済産業省により設置された「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリッション」(当時)に発足当初から参画しています。本学は、ゼロカーボン・キャンパス・ワーキンググループおよび地域ゼロカーボン・ワーキンググループのメンバーとして、大学や地域社会における脱炭素化の推進に取り組んでいます。特に、2024年3月からはゼロカーボン・キャンパス・ワーキンググループの幹事大学を務め、他大学と連携しながら、2050年までのキャンパスゼロカーボン化や再生可能エネルギーの導入拡大に向けた知見共有、情報発信、意見交換を主導しています。こうした活動を通じて、自学の取り組みにとどまらず、高等教育機関全体の脱炭素化と再生可能エネルギー利用の促進に貢献しています。
「SDGs達成に向けた実践者と学生・教員の対話・ネットワーキング会合」の開催
「SDGs達成に向けた実践者と学生・教員が交流する対話・ネットワーキング会合」を毎年開催しています。環境や持続可能なビジネスの第一線で活躍する専門家・実務家を招き、学生による研究発表やディスカッションを通じて、世代や組織の垣根を越えながら、持続可能な社会の実現に向けた具体的なアクションについて議論しています。また、高大連携校の生徒も参加し、産学連携・高大連携による共創の場となっています。
地域産業のエネルギー効率向上とクリーンエネルギー活用を支援する技術提供
大学発ベンチャーと連携したクリーンエネルギー技術の社会実装
大学発ベンチャーである株式会社コアシステムジャパンと連携し、エネルギー効率の向上とクリーンエネルギーの普及に貢献する技術開発を推進しています。同社が開発したヘテロコア光ファイバーセンサー技術は、水力発電施設における水位の遠隔モニタリングを可能にし、設備の運用効率向上や安定的な再生可能エネルギー供給を支援しています。
特に、埼玉県秩父市で実施されたマイクロ水力発電事業では、送電設備のない山間部において長距離のリアルタイム水位監視システムが導入されました。この技術により、発電設備の管理負担を軽減するとともに、水資源を活用したクリーンエネルギーの効率的な運用を実現しています。
八王子商工会議所「出前研究室」(技術相談)事業
八王子商工会議所との連携による「出前研究室」(技術相談)事業として、八王子市内の中小企業での出前講義、技術相談への対応等を行っています。「出前研究室」ご希望される場合は、八王子商工会議所ホームページよりお申し込みください。
クリーンエネルギー技術の研究を通じた持続可能な社会づくりへの貢献
SATREPS-EARTHプロジェクト(テーマ2:栄養塩・エネルギー回収技術の開発)
国際共同研究プロジェクトであるSATREPS-EARTHプロジェクトを通じて、バイオガスやバイオ炭の生産を可能にする栄養塩・エネルギー回収技術の研究開発を推進しています。同プロジェクトでは、水草バイオマスを活用したメタン発酵の高速化や低コスト・省エネルギー型処理技術の開発に取り組むとともに、行政機関と連携して湖沼環境管理や資源循環モデルの構築を進めています。これらの研究成果は、再生可能エネルギーの利用促進や持続可能な資源循環政策の検討に活用されています。
プランクトン工学研究所(嫌気性微生物と導電性粉体の共固定化ゲルによる新規連続メタン発酵法の開発)
高効率メタン発酵技術の開発に取り組んでおり、排水処理や有機廃棄物処理をエネルギー回収型システムへ転換する技術の実用化を目指しています。本研究は、カーボンニュートラル社会の実現に資する高効率なメタン発酵技術の開発を目的としており、排水処理や有機廃棄物処理におけるエネルギー回収効率の向上に貢献することが期待されています。本学では、このような研究成果を学会発表や研究論文等を通じて広く発信し、クリーンエネルギー技術や循環型社会の実現に向けた知見の蓄積に貢献しています。
大学発ベンチャー企業への支援
教育研究活動から生まれた知的財産や研究成果の社会実装を促進するため、起業・事業化支援に取り組んでいます。学生を対象としたアントレプレナーシップ教育やビジネスコンテストの開催に加え、創価大学発ベンチャー企業認定制度を設け、大学発スタートアップの創出と成長を支援しています。
認定企業である株式会社コアシステムジャパンは、本学理工学部で開発されたヘテロコア光ファイバーセンサー技術を活用して設立された大学発ベンチャー企業です。本学は同社との共同研究や技術連携、人材育成を通じて研究成果の実用化を支援し、環境・インフラ分野の課題解決に資する技術の社会実装を促進しています。
SDG10:人や国の不平等をなくそう
SDG10:人や国の不平等をなくそう
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
ダイバーシティ・インクルージョン推進センターの設置
キャンパスでの多様性と包括性を重視し、平等な機会を促進する拠点として、ダイバーシティ・インクルージョン推進センターを設置しています。異なるバックグラウンドや価値観を尊重し、すべてのメンバーが活躍できる環境づくりを推進しています。トレーニングやイベントを通じて啓発し、キャンパス全体で包括的で公正な社会の構築に貢献します。
障害学生支援センターの設置
障害のある学生が安心して学び、充実した学生生活を送れるよう、障害学生支援センターを設置しています。センターでは、身体障害や発達障害、精神障害などのある学生を対象に、授業における合理的配慮や学習環境の調整や学生生活等に関する相談を実施しています。また、学部・学科、教務部、学生部、保健センター、キャリアセンターなど学内の関係部署が連携し、一人ひとりの状況に応じた包括的な支援体制を整えています。さらに、バリアフリー化の推進や支援ガイドラインの策定を通じて、すべての学生が等しく教育・研究の機会を得られるインクルーシブな学習環境づくりに取り組んでいます。
学生データの追跡
学生構成の推移を把握するため、男女別の入学者数および卒業者数を集計しています。
※入学者数は各年度の5月1日時点における学部1年生の人数です。
| 入学生(男) | 入学生(女) | 卒業生(男) | 卒業生(女) | |
| 2020年度 | 781 | 761 | 761 | 925 |
| 2021年度 | 778 | 752 | 778 | 930 |
| 2022年度 | 715 | 661 | 721 | 813 |
| 2023年度 | 634 | 629 | 713 | 775 |
| 2024年度 | 649 | 632 | 729 | 753 |
| 2025年度 | 668 | 609 | 660 | 665 |
バリアフリーマップ
本学では、障害の有無にかかわらず、すべての学生が安心して学び、充実した学生生活を送ることができるよう、バリアフリー環境の整備を進めています。キャンパス内には、エレベーターや多目的トイレ、スロープなどを備えた施設を配置するとともに、障害のある学生への支援を行う体制を整えています。
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SDG11:住み続けられるまちづくりを
SDG11:住み続けられるまちづくりを
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
創価大学の歴史・自然遺産
A棟ブロンズ像(天使と印刷工、天使と鍛冶職人)
1971(昭和46)年4月2日、創立者から寄贈され、創大開学式にて除幕された。この一対のブロンズ像は、19世紀後半に活躍したアレクサンドル・ファルギエールの傑作で、文系A棟正面玄関に向かって左側には「天使と印刷工」の像、右側には「天使と鍛冶職人」の像が配してある。その台座には、創立者が創大生に贈った指針「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」、「労苦と使命の中にのみ 人生の価値(たから)は生まれる」が刻まれている。
ホイットマン像
ホイットマン没後百周年となる1992(平成4)年3月、ホイットマンが埋納された墓地があるアメリカ・ニュージャージー州カムデン市で行われた、ホイットマン協会主催の記念式典の席上、没後百年を記念した創立者の詩「昇りゆく太陽のように」が紹介された。同協会は市にホイットマン像を設置。席上、協会支援者であるブラスナー博士から、それとまったく同じ像を創価大学に贈りたい、と提案があり、博士の提案は絶大な賛同を得て、同じ像が創大に設置されることが宣言された。高さ2.5mのブロンズ製で、アメリカ・ニュージャージー州ラットガー大学のジアノッティ教授の作品であり、世界に二体しかない、極めて価値の高い像である。
レオナルド・ダ・ヴィンチ像
1999(平成11)年11月1日、第29回創大祭において、本部棟5階エントランスホール中央に高さ2.5mのレオナルド・ダ・ヴィンチ像が除幕されました。アメリカの実業家ブラスナー夫妻より寄贈されたもので、彫刻家・平田道則氏の渾身の力作。台座まで含めると約4.8mにもなる堂々たる偉容である。
エスプリ王者の像(ビクトル・ユゴー像)
1991(平成3)年3月17日、本学の池田記念講堂落成を祝して、アメリカの実業家、ジュールズ・ブラスナー夫妻から寄贈され、講堂正面ロビーの左手に設置された。高さ2.7mのブロンズ製で、アメリカの著名な彫刻家L・モントーヤの名品である。
トルストイ像
1991(平成3)年11月2日、第21回創大祭の開幕を飾る第4回「創価栄光の集い」を前に、池田記念講堂ロビーにて「トルストイ像」の除幕式が晴れやかに行われた。創価大学創立20周年を記念して、ジュールズ・ブラスナー夫妻から寄贈されたもの。高さ2.6mのブロンズ製で、イタリア・フィレンツェ大学ベンヴェヌティ教授が制作した作品である。台座には、ソ連国家国民教育委員会のヤゴジン議長が選定した、人と人、人と自然を結ぶ「精神の力」「慈愛の力」を志向していた、トルストイの日記の一節が刻まれている。
ナワイー像
2004(平成16)年3月26日、ウズベキスタン共和国政府から「アリシェール・ナワイー」の像が創価大学に寄贈された。同国関係者並びに創大教職員、学生の代表が除幕式に参加し、池田記念講堂の前庭に設置された。ウズベキスタンの「人民芸術家」である同国芸術アカデミーのラフシャン・ミルタジエフ氏による制作である。
タゴール像
2009(平成21)年9月8日、創価大学内に「大教室棟」「タゴール広場」が誕生し、学生、留学生、教職員の代表らが出席してオープニング式典が行われ、タゴール像の除幕式が晴れやかに行われた。高さ3m、台座は高さ2.3mで、インド・コルカタの著名な彫刻家パール氏父子の制作である。
周桜
1974年12月5日、創立者は第2次訪中の折、当時病床にあった周恩来総理と会見。周総理の世界平和と日中友好に対する思いを理解した創立者は、翌75年に戦後初となる中国人留学生6名を創価大学に迎え入れた。創立者は「日中の学生でキャンパスに桜を植えよう」と提案し、1975年11月2日に植えられた桜に、「周桜」と命名した。
関連リンク
図書館の開放
一般・地域の方の図書館の利用
本学中央図書館、理工学部フレイザー図書館は、図書館利用証を作成することで、一般・地域の方でも利用することができます。また、図書館利用証を持っている方を対象に読書イベントを毎年開催しています。
中学生を対象とした図書館職場体験
大学図書館における地域貢献の一環として、八王子市教育委員会と連携し、市内中学生への働く体験活動「職場体験」に協力しています。中学生がカウンター貸出出納業務、図書配架業務、図書整理業務等の図書館業務を体験しています。
美術館・展示などへのアクセス
東京富士美術館
創価大学正門から徒歩1分の場所に、東京富士美術館があります。本学の学生は特別展・企画展を含め、学生証の提示により、無料で入館・鑑賞できます。
創価大学50周年記念展示
本学本部棟エントランスホールでは、「創価大学の50年」と題し、創立者が1964年に設立構想をご発表されて以降の開学準備から現在に至る歴史、及びキャンパスの変遷等を紹介しています。展示室1では、創価教育の三代を紹介する「創価教育の源流」、展示室2では創立者の折々の指導、講演を学ぶ「創立者の語らい」、ギャラリーでは、「学生がつくる大学」と題し、年代ごとの躍動溢れる学生の活躍を紹介しています。また記念展のすべてに英語訳を用意し、会場内限定サイト(Wi-Fi完備)で日英両言語に対応しています。
【タイトル】創立50周年記念展「創価大学の歴史」
【会期】2021年10月11日(月)より常設展としてオープン
【開館時間】平日土日祝日 10時~18時、受付なし、無料
【会場】創価大学 本部棟エントランスホール(東京都八王子市丹木町1-236 創価大学 本部棟 5階)
【アクセス】JR八王子駅北口・京王八王子駅・拝島駅から西東京バスをご利用ください
創価芸術展
「創価芸術展~創価一貫教育の光彩~」の全国巡回展およびオンライン展を毎年開催しています。「創価芸術展」は、創価一貫教育の総合芸術展として、創価大学、創価女子短期大学、東京・関西創価学園(小・中・高)、札幌創価幼稚園、海外姉妹校などの学生・児童および教職員の作品が展示されています。
地域に開かれた緑豊かなキャンパス
平和と友情の象徴「桜」
創価大学(東京都八王子市)のキャンパスには、約2500本の多種多様な桜が咲き誇る。「ソメイヨシノ」や「八重桜」、「シダレザクラ」のほか、早い年には2月下旬から咲き始める「カンヒザクラ」、桜餅を包む葉に用いられる「オオシマザクラ」、花が咲いた後に葉が開く「エドヒガン」などがある。正門から続く桜並木では、春の恒例行事として桜のライトアップが行われ、地域の方々が鑑賞に訪れる。
竣工式が行われた1971年2月、キャンパスの中心地に創立者・池田大作先生が平和に寄与する大学建設への願いを込めてシダレザクラを植樹した。「創大桜」の名称で愛され、現在も学生の成長を見守り続けている。
「人類の平和を守る要塞(フォートレス)たれ」を建学の精神に掲げる本学では、平和と友情の象徴である「桜」を大切にしてきた。「周桜」もその一つである。本年は池田先生と周恩来総理の会見より50年の佳節を迎える。「桜が咲くころにもう一度日本へ」と語る池田先生に、闘病中の周総理は「願望はありますが、無理でしょう」と答えた。その周総理の平和への願いを受け継ぎ、1975年に本学が日本で初めて受け入れた中国の国費留学生6名が「周桜」の苗木を植樹。その後、毎春には「周桜観桜会」を開催するなど、日中友好の思いが世代を越えて継承されている。また、学内にはノーベル平和賞受賞者のミハイル・ゴルバチョフ氏やワンガリー・マータイ氏の来校を記念した桜なども植樹されている。
文学の池
文系A棟と池田記念講堂の間にある大きな池が「文學乃池」です。開学前、災害時に備えて堤防を築いたところ、湧き水や雨水が溜まり池が形成されました。1969年6月、大学建設中にこの場所から約500万年前のナラの埋木が出土し、創立者の提案で開学記念品として加工され支援者に贈られました。
「文學之橋」の完成前は、思索橋という桟橋があり、当時から美しい名所でした。1975年4月2日、創立者の直筆による池の命名碑が建てられています。
池にはコイやカメ、カモや渡り鳥も見られ、北側の蓮池では、蓮保存会によって大賀蓮や舞姫蓮等が育てられています。
創価大学学長杯 サマージュニアカップ
本学と八王子サッカー協会との共催で、本学のキャンパスにて八王子・多摩地域の少年少女サッカーチームを対象としたサッカー大会を開催しています。毎年、八王子市、⽴川市、⻘梅市などから⼩学1,3,5年⽣48チーム、約1000名が参加。2日間の大会では、初日に予選トーナメント、2日目に順位決定トーナメントを実施。優勝チーム、最優秀選手には、メダルや盾、賞状などが贈呈されます。
創価大学学長杯 少年野球大会
本学と⼋王⼦スポーツ研修連盟の協力のもと、⼋王⼦・多摩地域の少年野球チームを対象とした少年野球⼤会を実施しています。毎年、⼋王⼦市、⽴川市、⻘梅市などから30チーム、約800名が参加しての⼤会となっています。12月初旬に本学ワールドグランドにて開会式を行い、⼤谷球場・川町球場・椚田球場にて約3カ月間トーナメント方式で試合を実施。優勝チームには記念の盾が贈呈されます。
地域イベントへのクラブ団体等の出演
八王子市や自治会、町内会等のイベントに本学の合唱団、劇団、オーケストラ等が出演し、交流を深めています。
無形文化の記録および保全
池田大作記念創価教育研究所
池田大作記念創価教育研究所は、本学の建学の理念に基づき、本学の歴史並びに創立者池田大作先生、及びその淵源となる牧口常三郎先生、戸田城聖先生の創価教育の思想と実践の研究を行い、学術の進歩と文化の発展に貢献することを目的とする施設です。
創価大学国際仏教学高等研究所
国際仏教学高等研究所は1997年に創価大学に附置されました。本研究所は、人類共通の文化遺産としての仏教に対して、堅固な文献学的研究を基盤に、原典の批判的研究と思想史的研究を推進し、その研究成果をもって、人類の平和と繁栄に寄与することを目的としています。
比較文化研究所
比較文化研究所は建学の精神に基づき、「日本及び世界の文化に関する諸問題の比較研究を行い、学術の進歩と文化の発展に貢献すること」を目的に活動しています。
創価大学文系大学院文学研究科人文学専攻
人文学専攻は総合的な人間文化研究を目的とし、哲学歴史学専修、日本文学日本語学専修、仏教学専修の三つの専修からなっています。哲学歴史学専修は、文化の基底である人間自身に着目し、人間観を部分観としてではなく全体観の上から把握し考察することを目指します。
ロシアセンター
ロシアセンターは、ロシアに関する幅広い学問領域に焦点を当て、言語、文化、歴史などを学びつつ、国際的な視点からの理解を深めます。ロシアとの交流促進や学際的な研究を通じて、学生たちに深い知識と異文化理解を提供します。
持続可能な通勤・通学
創価大学は、10か年の中長期計画「Soka University Grand Design 2021-2030」を策定しました。その後、2021年4月に「学校法人創価大学気候非常事態宣言」を発出し、その中で、「2050年、カーボンニュートラルを目指して、再生可能エネルギーの一層の拡大導入及び省エネルギーに努めていくこと」を明記しています。
「Soka University Grand Design 2021-2030」では、持続的に発展するための「経営基盤の構築」の中で、「キャンパス整備:サスティナブルキャンパスに向けた計画の検討」を掲げており、今般、2050年カーボンニュートラル達成に向けたロードマップを作成し、随時更新しています。
その中で、15のカテゴリ(事業活動)が存在するScope3のうち、大学の事業活動による排出量が多いと考えられる「雇用者の通勤」を含む6つのカテゴリを対象に、2015年度以降の排出量を算定しました。
排出量算定結果を踏まえ、「雇用者の通勤」におけるScope3削減対策の一つとして、地域住民も利用できるシェアサイクル「HELLO CYCLING」のキャンパス内への導入および拡充に取り組んでいます。
シェアサイクルの導入後の調査の結果、2024年5月から12月末までの8ヶ月間で合計8,674回のシェアサイクルの利用があり、八王子駅から本学間のバス利用に比べ、約1.86トンCO₂相当の削減に貢献できたことが分かりました。また、シェアサイクル利用者アンケートでは、「バス運賃と比較してシェアサイクルの料金が安いこと」や「利便性の高さ」がシェアサイクルの高い利用に繋がっていることが明らかになりました。
今後も、ロードマップの更なる具現化を、専門家や国・地域・大学などの関係機関と引き続き連携して行い、気候危機対策を着実に実行していきます。
ゲストハウスの貸出し
本学が認めた場合に限り、関係者および学外の方の宿泊場所としてキャンパス内のゲストハウスを貸出しています。
なお、舎費については、本学が認めた場合には免除することがあります。
キャンパス内での歩行者優先
本学の学生生活ポリシーで大学に申請されていない車両は構内入校を制限し、歩行者の優先的なアクセスを確保しています。
関連リンク
ブラウンフィールドの活用
本学の中央教育棟、新総合体育館、大教室棟は既存のブラウンフィールドに建設されており、緑地の保護、生物多様性の向上、そして耐洪水性の向上を実現しています。
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SDG12:つくる責任 つかう責任
SDG12:つくる責任 つかう責任
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
持続可能な調達方針
環境物品等の調達の推進を図るための方針
トラルの実現に向け、環境に配慮した製品やサービスを優先的に調達するため、「環境物品等の調達の推進を図るための方針」を策定し、適宜見直し・更新を行っています。また、物品の納入事業者や役務提供事業者等に対しても、本方針に準じたグリーン購入の推進に取り組むよう働きかけることを定めています。
持続可能な食料調達の推進
※随時、情報を更新いたします。
食の多様性への配慮(ハラルフードの提供)
学生ホールでは、国籍・文化・宗教など学生の多様化に対応するため、「ハラールフード」の販売を行っています。また、ニュープリンス食堂では、動物性食品の使用を抑えた「ヘルシーメニュー」を提供するとともに、豚肉やポークエキスを使用しているメニューにはマークを表示し、利用者が食事を選択しやすい環境づくりに努めています。
プラスチックおよび使い捨て物品の最小化に関する方針
学内での3R(リデュース•リユース•リサイクル)の取組
おける温室効果ガス排出量の削減に向け、廃棄物排出量やリサイクル率を継続的に把握・管理するとともに、学生への普及啓発に取り組んでいます。また、学生からのアイデアを積極的に取り入れながら、3Rの推進を図っています。
◇リデュース(発生抑制)
ウォーターサーバー設置
2020年9月の試験導入よりマイボトル用のウォーターサーバーを構内に9台設置しました。ペットボトル換算で年間廃棄物由来CO₂削減量は約34,070 tCO₂になります。
◇リユース(再生使用)
図書贈呈会の開催
不要となった図書館の図書を教職員や学生に提供する活動を行っており、図書の再利用に貢献しています。
◇リサイクル(再生利用)
行動啓発ポスター
ごみ分別を呼びかけるポスターを学内に掲示して学生や職員の行動変容を啓発しています。
ミックスペーパー活動実施
書類、メモ類等の紙類を捨てることができる専用ゴミ箱を学内に配置して、紙類のリサイクル促進を図っています。学内で回収した分については、回収分を委託業者にてリサイクルを実施しております。
Bottle to Bottle活動
ペットボトルにつきまして、創価大学ゴミ分別に従い分別を行っております。
排出されたペットボトルについてはリサイクルを行い、2024年度では約99%が再び新たなPETボトルに再利用(Bottle to Bottle)されております。
学内備品の「リユースキャンペーン」の実施
SDGsの推進および廃棄物削減の取り組みの一環として、「創大リユースキャンペーン」を実施しています。本キャンペーンでは、各部署で不要となった備品のうち、引き続き使用可能なものを学内で共有し、必要とする部署へ再活用(リユース)する仕組みを設けています。専用の「創大リユース掲示板」を通じて対象備品を公開し、事務職員が自由に利用申請できる環境を整えています。本取組により、まだ使用可能な物品の有効活用を促進するとともに、廃棄物の削減や資源循環の推進を図っています。
売店での有料ビニール袋の導入
本学が全額出資する事業会社である株式会社創学サービスでは、キャンパス内の売店において有料のレジ袋を導入し、レジ袋の使用抑制を通じて、プラスチックごみの削減と環境負荷の低減を推進しています。
「気候非常事態宣言」の発表
2021年4月に気候危機に全教職員、学生が一丸となって対応していく意思を表明するため「気候非常事態宣言」を発表しました。2050年にカーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギー拡大や省エネルギーに努めることを主軸に、国連が掲げるSDGs達成に向けて取り組むこと、教育・研究機関としての挑戦や人材育成などを盛り込んでいます。その他、4R(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ)の推進や地域とのパートナーシップを強化していくことを宣言しています。
環境物品等の調達の推進を図るための方針
カーボンニュートラルの実現に向け、環境に配慮した製品やサービスを優先的に調達するため、「環境物品等の調達の推進を図るための方針」を策定し、適宜見直し・更新を行っています。また、物品の納入事業者や役務提供事業者等に対しても、本方針に準じたグリーン購入の推進に取り組むよう働きかけることを定めています。
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SDG13:気候変動に具体的な対策を
SDG13:気候変動に具体的な対策を
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
再生可能エネルギーの測定と利用拡大
地球温暖化をはじめとする気候危機に対応するため、「気候非常事態宣言」を公表し、2050年までのカーボンニュートラル実現を目指しています。その取組の一環として、2025年には学内で使用する電力の約20%を、再生可能エネルギー由来の実質CO₂排出ゼロの電力へ切り替えました。導入にあたっては、太陽光や水力などの環境価値を証書化した「トラッキング付非化石証書」を活用しており、年間約600トンのCO₂削減を見込んでいます。
さらに2026年度からは、使用電力の50%を水力由来の生グリーン電力へ切り替え、年間約3,000トンのCO₂削減を見込んでいます。この電力は既存の水力発電所から供給されるため、新たな発電設備の建設に伴う森林開発や自然環境への負荷を抑えながら再生可能エネルギーの利用を拡大できることも特長です。
気候変動に関する公開講座の提供
毎年開催している「秋季大学講座」をはじめ、八王子学園都市センター主催の「八王子学園都市大学いちょう塾」や、大学コンソーシアム八王子主催の小学生向け講座「夏休み子どもいちょう塾」など、さまざまな公開講座を提供しています。経済経営学部の掛川三千代教授(専門分野:環境政策、環境管理、環境経済学、政治的エコロジー)は、SDG13に関連する「気候変動」についての学びの機会も提供しています。
また、本学のプランクトン工学研究所と理工学研究科の共催で、「持続可能な社会形成に向けた資源循環利用技術に関するシンポジウム」を2025年2月21日に開催しました。学内外の専門家を招き、家畜ふん尿のメタン発酵によるバイオガス化や、国内外の湖沼で過剰繁茂する水草を微細藻類や土壌改良材として活用する最新研究が紹介されました。
教授
掛川 三千代
カケガワ ミチヨ
- 専門分野
環境政策、環境管理、環境経済学、政治的エコロジー
- 研究テーマ
メコン地域諸国における環境政策と遵守強化の為の手段、気候変動対策
また、本学では、大学教員の講義を動画で視ることができる「夢ナビ講義」を公開しています。
「気候変動」について学びを深める動画もあり、どなたでもオンラインで視聴可能です。
【夢ナビ模擬授業】これからの開発と国際協力-持続可能な開発と気候危機-
【夢ナビ模擬授業】気温上昇で社会に何が起こる?経済学×データで探る未来
社会と連携した脱炭素化の推進
「持続可能な社会を共創する大学等コアリッション」に2021年の設立当初から参画しています。ゼロカーボン・キャンパス・ワーキンググループおよび地域ゼロカーボン・ワーキンググループの一員として、大学における脱炭素化の推進に加え、他大学、企業、関係団体との連携を通じた気候変動対策の推進に取り組んでいます。
また、大学等コアリッションでの活動を通じて、脱炭素社会の実現や気候変動への適応に関する先進事例や知見を共有し、持続可能でレジリエントな地域づくりに貢献しています。こうした活動を通じて、本学は大学の枠を超え、多様なステークホルダーと協働しながら、気候変動対策の実践と普及に取り組んでいます。
地域社会と連携した気候変動を踏まえた防災・災害対策の推進
地域防災ネットワークへの参画
大学コンソーシアム八王子が締結する「災害時用備蓄等の物資の供給等に関する相互応援協定」に参画し、地域の大学等と連携した防災体制の構築に取り組んでいます。八王子市北ブロックの代表校として、災害発生時にはブロック内の支援調整を担うとともに、必要に応じて他ブロックとの広域的な相互支援を実施する体制を整えています。こうした取組を通じて、地域社会と協働しながら災害への備えを強化し、地域のレジリエンス向上に貢献しています。
地域消防機関と連携した全学防災訓練
本学では、八王子消防署と連携し、隔年で全学総合防災訓練を実施しています。大規模地震を想定した避難訓練や安否確認訓練、負傷者の避難介助訓練などを通じて、学生・教職員の防災意識と対応力の向上を図っています。また、日本人学生だけでなく留学生も参加することで、多様な構成員が協力して行動できる体制づくりを推進しています。地域の消防機関との継続的な連携を通じて、災害に強いキャンパスづくりに取り組んでいます。
創価大学自衛消防隊による防災力強化
本学の自衛消防隊による継続的な訓練を通じて、防災・減災体制の強化に取り組んでいます。八王子消防署および八王子防火管理研究会が主催する自衛消防訓練審査会にも積極的に参加しており、高度な消火・防災技術の習得と防火意識の向上に努めています。こうした日頃の訓練は、災害発生時の初動対応力を高めるだけでなく、地域社会における防災力の向上にも寄与しており、安全で安心なキャンパス環境の維持につながっています。
気候変動災害リスクの早期把握に向けた技術開発と地域連携
大学発ベンチャー企業であるコアシステムジャパンは、福島工業高等専門学校と連携し、創価大学で培われたヘテロコア光ファイバーセンサー技術とIoT技術を活用した地域防災システムの開発に取り組んでいます。河川、農業用水路、下水道、斜面などの災害リスクの高い地点をリアルタイムで監視し、豪雨や浸水被害など気候変動に伴う災害リスクの早期把握と「見える化」を実現することで、防災・減災に貢献しています。また、自治体や地域の関係機関と連携した実証事業や下水道施設への水位計導入を通じて、地域インフラの安全管理や防災計画の高度化を支援しています。こうした取組は、東日本大震災や近年の豪雨災害の経験を踏まえた新たな地域防災モデルの構築にもつながっています。
NPO・NGOとの協働による環境保全活動
地球共生・平和創造フィールドワーク
法学部では、八王子市郊外の里山で活動するNPO・NGOなどの団体と連携し、地球共生・平和創造フィールドワークを実施しています。学生は、自然との向き合い方や持続可能な暮らしのあり方を学ぶとともに、里山での自然保全活動や環境再生活動に参加します。こうした実践的な学びを通じて、SDGsを身近な課題として捉え、自ら行動する力を養います。また、多様な主体との協働や自然との対話を通して、地球環境への理解と共感を深め、持続可能な社会の実現に貢献できる人材の育成を目指しています。
NPO・地域団体と連携した自然環境保全活動
本学では、NPOや地域団体と連携し、自然環境の保全と持続可能な地域づくりに取り組んでいます。学生は、NPO法人「はちぷろ」と連携し、田植えや稲刈りなどの農業体験に参加。地域住民とともに農地の維持や里山環境の保全に取り組んでいます。また、理工学部グリーンテクノロジー学科の久米川宣一准教授は、八王子市の斜面緑地委員会に参画するとともに、長池公園ネイチャーセンターなどの地域団体と連携し、環境保全活動や在来植物の保護を推進しています。
准教授
久米川 宣一
クメカワ ノリカズ
- 専門分野
育種学
- 研究テーマ
- 桑植物を対象とした育種
- 農業用ヘテロコア型光ファイバセンサ
カーボンニュートラル実現に向けたコミットメント
本学は、2021年4月に学校法人創価大学として「気候非常事態宣言」を表明し、2050年カーボンニュートラルの実現を目指しています。また、2024年度には「2050年カーボンニュートラル達成に向けたロードマップ」を公表し、温室効果ガス排出量の削減目標や具体的な施策を示しています。
ロードマップでは、省エネルギー設備への更新や施設の高効率化、太陽光発電設備の導入、再生可能エネルギー由来電力の利用拡大などを計画的に推進するとともに、Scope1・2・3の温室効果ガス排出量を継続的に把握・公表しながら、段階的な脱炭素化を進めています。さらに、本学は文部科学省・環境省・経済産業省が支援する「持続可能な社会を共創する大学等コアリッション」に設立当初から参画し、他大学との連携を通じて脱炭素化に関する知見の共有や実践を推進しています。
これらの取組を通じて、本学は2050年カーボンニュートラルの達成に向けた明確な道筋を示し、大学として気候変動対策と持続可能な社会の実現に貢献しています。
SDG14:海の豊かさを守ろう
SDG14:海の豊かさを守ろう
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
持続可能な水資源管理と水環境保全に向けた教育・研究活動
淡水生態系の保全と持続可能な水資源管理の推進
本学は、SATREPS-EARTHプロジェクトを通じて、エチオピア最大の湖であるタナ湖を対象とした淡水生態系の保全と持続可能な水資源管理に取り組んできました。リモートセンシングや環境モニタリング技術を活用して湖沼環境の変化を把握するとともに、外来種ホテイアオイの管理システムや水環境保全に関する技術マニュアル・ガイドラインの整備を進めてきました。また、異常繁茂したホテイアオイをバイオガスや肥料、バイオ炭などの有用資源へ転換する技術を開発し、環境保全と地域経済の発展を両立する新たな資源循環モデルの構築を推進しています。さらに、研究成果や技術を地方政府や関係機関と共有することで、水資源管理や湖沼保全に関する知識の普及にも貢献しています。
持続可能な水産資源利用を支える国際共同研究と人材育成
本学は、マレーシアの大学・研究機関、水産行政機関、養殖事業者と連携し、持続可能な熱帯水産資源生産システムの構築に取り組んでいます。プロジェクトでは、養殖池に蓄積する有機汚泥から栄養塩を回収し、微細藻類の培養に再利用する循環型システムを開発することで、水産養殖業における環境負荷の低減と資源の有効活用を推進しています。また、研究技術ワークショップや研修、セミナー、アウトリーチ活動を通じて、現地研究者や大学院生の育成、研究成果の普及にも取り組んでいます。こうした活動を通じて、水域生態系の保全と持続可能な水産資源利用の重要性に対する理解を広げるとともに、持続可能な養殖業の発展に貢献しています。
持続可能な水資源管理と資源循環利用技術に関するシンポジウム
本学のプランクトン工学研究所と理工学研究科の共催で、「持続可能な社会形成に向けた資源循環利用技術に関するシンポジウム」を2025年2月21日に開催しました。学内外の専門家を招き、家畜ふん尿のメタン発酵によるバイオガス化や、国内外の湖沼で過剰繁茂する水草を微細藻類や土壌改良材として活用する最新研究が紹介されました。
学生主体のソーシャルビジネスによる海洋ごみ問題への挑戦
本学では、学生によるSDGs達成に向けた実践的な取組を支援しています。第1回「創価大学SDGsグッドプラクティス」では、海洋ごみ問題の解決を目指す学生のソーシャルビジネス活動が最優秀賞を受賞しました。受賞した取組では、海洋プラスチックを再利用したアクセサリーや、植物由来原料を用いた製品の開発・販売を行うとともに、海岸や河川の清掃活動を実施しました。また、フィリピンでの現地調査を通じて海洋ごみ問題と貧困問題の関係について理解を深め、持続可能な解決策の検討を進めました。本学はこうした学生の主体的な活動を後押しし、社会課題の解決に挑戦する人材の育成に取り組んでいます。
環境保全のための適切な排水管理の推進
本学理工学部では、教育・研究活動に伴って発生する廃棄物の適正な処理を行うため、「創価大学理工学部廃棄物処理規程」を定めています。
また、「理工学部安全管理マニュアル」を学生および教職員に配布し、実験で取り扱う有害物質については、その量の多少にかかわらず、河川や湖沼などの自然水域、土壌、大気といった環境中へ放出しないよう適切に管理・処理を行っています。
プラスチック廃棄物を削減するための行動計画
学校法人創価大学 気候非常事態宣言
2021年4月に気候危機に全教職員、学生が一丸となって対応していく意思を表明するため「気候非常事態宣言」を発表しました。2050年にカーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギー拡大や省エネルギーに努めることを主軸に、国連が掲げるSDGs達成に向けて取り組むこと、教育・研究機関としての挑戦や人材育成などを盛り込んでいます。その他、4R(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ)の推進や地域とのパートナーシップを強化していくことを宣言しています。
環境物品等の調達の推進を図るための方針
カーボンニュートラルの実現に向け、環境に配慮した製品やサービスを優先的に調達するため、「環境物品等の調達の推進を図るための方針」を策定し、適宜見直し・更新を行っています。また、物品の納入事業者や役務提供事業者等に対しても、本方針に準じたグリーン購入の推進に取り組むよう働きかけることを定めています。
学内での3R(リデュース•リユース•リサイクル)の取組
Scope3における温室効果ガス排出量の削減に向け、廃棄物排出量やリサイクル率を継続的に把握・管理するとともに、学生への普及啓発に取り組んでいます。また、学生からのアイデアを積極的に取り入れながら、3Rの推進を図っています。
◇リデュース(発生抑制)
ウォーターサーバー設置
2020年9月の試験導入よりマイボトル用のウォーターサーバーを構内に9台設置しました。ペットボトル換算で年間廃棄物由来CO₂削減量は約34,070 tCO₂になります。
◇リユース(再生使用)
図書贈呈会の開催
不要となった図書館の図書を教職員や学生に提供する活動を行っており、図書の再利用に貢献しています。
◇リサイクル(再生利用)
行動啓発ポスター
ごみ分別を呼びかけるポスターを学内に掲示して学生や職員の行動変容を啓発しています。
ミックスペーパー活動実施
書類、メモ類等の紙類を捨てることができる専用ゴミ箱を学内に配置して、紙類のリサイクル促進を図っています。学内で回収した分については、回収分を委託業者にてリサイクルを実施しております。
Bottle to Bottle活動
ペットボトルにつきまして、創価大学ゴミ分別に従い分別を行っております。
排出されたペットボトルについてはリサイクルを行い、2024年度では約99%が再び新たなPETボトルに再利用(Bottle to Bottle)されております。
学内備品の「リユースキャンペーン」の実施
SDGsの推進および廃棄物削減の取り組みの一環として、「創大リユースキャンペーン」を実施しています。本キャンペーンでは、各部署で不要となった備品のうち、引き続き使用可能なものを学内で共有し、必要とする部署へ再活用(リユース)する仕組みを設けています。専用の「創大リユース掲示板」を通じて対象備品を公開し、事務職員が自由に利用申請できる環境を整えています。本取組により、まだ使用可能な物品の有効活用を促進するとともに、廃棄物の削減や資源循環の推進を図っています。
売店での有料ビニール袋の導入
本学が全額出資する事業会社である株式会社創学サービスでは、キャンパス内の売店において有料のレジ袋を導入し、レジ袋の使用抑制を通じて、プラスチックごみの削減と環境負荷の低減を推進しています。
国際パートナーシップによる水域生態系の保全と持続可能な資源利用
国際連携による淡水生態系の保全と持続可能な湖沼管理
本学のSATREPS-EARTHプロジェクトでは、滋賀県立大学、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、エチオピアのバハルダール大学、インジバラ大学、タナ湖周辺水域保護開発機構などと連携し、タナ湖の保全と持続可能な利用に取り組んでいます。リモートセンシング技術を活用したホテイアオイの監視や回収システムの構築に加え、回収したバイオマスの有効利用技術を開発することで、環境保全と地域経済発展の両立を目指しています。地方政府や地域機関への技術移転も進められています。
水産養殖業の持続可能性向上に向けた国際連携
本学は、マレーシアの大学、研究機関、水産局、養殖事業者と連携し、水域生態系の保全と持続可能な水産資源利用に取り組んできました。「微細藻類の大量培養技術の確立による持続可能な熱帯水産資源生産システムの構築」のプロジェクトでは、養殖池の水質汚染や底泥汚泥による環境負荷の軽減を目的として、汚泥由来の栄養塩を再利用する循環型システムを開発しました。また、研究成果の社会実装に向けてデモンストレーションサイトを設置し、政府機関や民間事業者と協力して技術導入を進めています。
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SDG17:パートナーシップで目標を達成しよう
SDG17:パートナーシップで目標を達成しよう
本学が実施している主な取り組みは以下のとおりです。
SDGs推進のための国際協力・研究
SATREPS-EARTHプロジェクト
近年の人口増加に伴う栄養塩の流入や外来種の移入により、エチオピアのタナ湖で水草(ホテイアオイ)が過剰繁茂して環境汚染や経済的損失を引き起こしています。それらの水草をリモートセンシング技術等のICTを駆使して適切に管理・回収し、回収したバイオマスから有価物(バイオガス、メタン発酵消化液、バイオ炭、微細藻類、野菜、作物など)を生産するプロセスを研究開発することで、環境保全と経済成長を両立させる現代版アフリカ里湖(さとうみ)循環型社会の構築とSDGsの推進を目指します。日本の創価大学、滋賀県立大学、琵琶湖環境科学研究センターと、エチオピアのバハルダール大学、インジバラ大学、タナ湖周辺水域保護開発機構が、各テーマで協力して研究開発を進めています。
ユネスコスクール支援委員会の設置
2018年7月に「ユネスコスクール支援大学間ネットワーク(ASPUnivNet)」に加盟し、教育学部・教職大学院を中心にユネスコスクール支援委員会を設置いたしました。以来、東京都北西部を中心に埼玉県・群馬県の初等・中等教育機関と連携し、ユネスコスクール加盟支援やESDの普及、教員研修、公開講座、教材開発、学生ボランティアの派遣など、多様な実践を積み重ねています。
ユネスコスクールへの加盟
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が主導するユネスコスクール(ASPnet:Associated Schools Network)への本学の正式加盟が、2025年6月に承認されました。これは、ユネスコスクール支援委員会としての長年の取り組みが評価された成果であり、本学の教育実践がユネスコの理念と深く結びついていることが、国際的に認められたものです。今回の正式加盟を契機に、本学は教員養成機関として、ESD推進を担う教員の育成を通じて、ユネスコスクールの理念を広く社会に発信する活動をさらに推進します。
国連大学「SDG大学連携プラットフォーム」(SDG-UP)への加盟
本学は、2020年より国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)が運営する「SDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)」に加盟しています。SDG-UPは、国内の大学におけるSDGsの取組を促進するとともに、大学間の連携・協働を強化することを目的として設立された大学間ネットワークです。本学は、加盟大学との情報共有や交流を通じて、持続可能な社会の実現に向けた教育・研究・社会貢献活動を推進しています。また、毎年、SDG-UP共同で各大学のSDGs推進の成果を掲載した出版物を発行しています。
国際連合大学と交流協定を締結
本学は国連のシンクタンクおよび大学院教育機関である国際連合大学と、教育・研究分野における連携を通じたSDGsの推進を目的に、交流協定を締結しています。本学はこれまで、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の教育プログラムによる難民学生の受け入れや、UNDP(国連開発計画)、FAO(国連食糧農業機関)などの国際機関との多面的な連携実績を積み重ねてきました。今回の国連大学との連携により、本学のグローバル・ネットワークは一層の広がりを見せることになります。
難民映画祭の開催
本学では、難民問題や国際社会が直面する課題への理解を深めることを目的として、国連UNHCR協会が実施する「難民映画祭パートナーズ」に参加し、学生団体「ASPIRE SOKA」との共催により、2018年から毎年「難民映画祭」を開催しています。映画上映を通じて、紛争や気候変動、強制移動などのグローバルな課題について学び、参加者一人ひとりが平和や人権、多文化共生について考える機会を提供しています。学生・教職員だけでなく地域住民にも広く参加を呼びかけており、地域社会とともに難民問題への理解促進と国際的な連帯意識の醸成に取り組んでいます。
「価値創造×SDGs」シリアルイベントを開催
創価大学は2021年4月に創立50周年を迎え、記念事業の一環として「価値創造x SDGs」シリアルイベントを開催しました。2022年度の「価値創造×SDGs」シリアルイベントは、6月4日(土)から6月18日(土)まで開催されました。主な内容として、4日(土)オープニングイベントでは、国連環境計画(UNEP)アフリカ地域の気候変動プログラムコーディネーターのリチャード・ムナン氏による基調講演、11日(土)のシンポジウムでは、モロイ大学神学宗教学科⻑コニー・ラシャー氏による基調講演、18日(土)のクロージングイベントでは、東京都公立大学法人理事長・東京大学名誉教授の山本良一氏による基調講演等がありました。17日(金)には吉本興業所属のキム兄こと木村祐一さんを特別ゲストに迎え、「創価大学のSDGs ― GlobalもLocalも」と題した地域連携イベントをハイブリッド形式で開催し、学内外より多くの方が参加しました。イベント全体を通して、参加者一人ひとりがSDGsについて考え、行動を起こすきっかけになりました。
SDGs教育の展開
SDGs副専攻の展開
本学では2023年度より、所属する学部学科のカリキュラムを学ぶ主専攻に加えて、文理横断でSDGsに関する専門科目を学べる副専攻制度を展開しています。副専攻制度は、「幅広い学び」を保証するため、所属する学部学科以外の分野(学部)から体系的かつ深く専門領域を学べる制度です。例えば、経済学部の学生が経済学部で設置する専門科目を学ぶかたわら、SDGs副専攻の科目を学び、その上で認定要件を満たしていれば、「主専攻:経済学」「副専攻:SDGs」として成績証明書及び卒業証明書に記載されます。SDGs副専攻は、共通科目「環境と開発」をSDGs必修科目とし、平和・環境・人権・開発の分野を中心とした文理8学部のSDGsと結びつきが強い指定科目で構成されます。
また、2022年度からはシラバスに「SDGsとの関連性」の項目が設けられ、学生は授業科目とSDGs17項目との結びつきを確認し、関心のある授業の履修が可能になっています。
国連SDGs入門の開講
全学部生を対象とした新科目「国連SDGs入門―『行動の10年』のためのサステナビリティの学び」を2027年度春期より開講予定です。本科目は、国連大学(UNU-IAS)とSDG大学連携プラットフォーム(SDG-UP)が共同開発したオムニバス授業です。環境・国際協力・ESG投資など各分野の第一線の専門家による講義とディスカッションを通じ、サステナビリティの視座と実践力を養います。全15回を修得した学生には、国連大学SDG-UPより公式「修了証(Certificate)」が授与されます。
SDGsに関連したキャリア支援イベントの開催
本学では、SDGsと関連したキャリア支援イベントを毎年開催しています。「『Design Your Dreams』&SDGs」では、国際機関・教員・公務員・民間企業などで活躍する28名の卒業生が母校に集い、業界の特徴や仕事内容、自身のキャリア選択、学生時代の経験について紹介します。「『Bridge to the Future』&SDGs」では、教員・公務員・民間企業など多彩な業界・団体で働く卒業生の協力のもと、就業体験ゲームを実施します。いずれのイベントも、学生がキャリアや仕事と社会課題との関わりを考えながら、SDGs達成に向けた各業界・団体の取り組みに触れ、将来の進路を考える機会となっています。
「SDGs達成に向けた実践者と学生・教員の対話・ネットワーキング会合」の開催
「SDGs達成に向けた実践者と学生・教員が交流する対話・ネットワーキング会合」を毎年開催しています。環境や持続可能なビジネスの第一線で活躍する専門家・実務家を招き、学生による研究発表やディスカッションを通じて、世代や組織の垣根を越えながら、持続可能な社会の実現に向けた具体的なアクションについて議論しています。また、高大連携校の生徒も参加し、産学連携・高大連携による共創の場となっています。
SDGsグッドプラクティス制度の設置
本制度は、中長期計画「Soka University Grand Design 2021-2030」が目指すSDGsの達成に向け、本学学生による貢献度の高い取り組みの表彰や将来有望なアイデアへの実現支援を行うことを目的としています。学内外の枠を超え、社会課題の解決に挑む学生の実践を広く奨励するものです。
SDGs学生委員会が作成した冊子『CanSta(キャンスタ)』を公開
本学のSDGs学生委員が作成したサステナブルキャンパスライフマガジン『CanSta(キャンスタ)』を公開しています。本冊子は、「できる(Can)」から、「はじまる(Start)」をテーマに、今日から取り組める学生生活でのサステナブルなアクションが提案されています。学生の一日に密着し、サステナブルに生活するためのポイントを紹介する「MY STYLE」や、古着を用いた春コーデの紹介ページ、創大生が選ぶエコアイテムを紹介する「My Eco Item」など、学生にとって関心のあるテーマが多数収録されています。その他、本学の「SDGs副専攻」や、SDGs達成を目指す研究・ゼミ活動のページなども充実しています。
国連大学グローバル・セミナーへの学生派遣
本学は「国連大学SDG大学連携プラットフォーム」に加盟し、SDGs達成に向けた教育・研究活動に取り組んでいます。その一環として、国連大学主催の「グローバル・セミナー」に毎年学生を派遣しています。学校推薦枠に選抜された学生の参加費は大学が負担します。本セミナーは、現代社会が直面する地球規模課題や国際連合の取り組みへの理解を深めることを目的として開催されており、学生にとって国際的な視野を広げる貴重な学びの機会となっています。
公開講座の提供
毎年開催している「秋季大学講座」をはじめ、八王子学園都市センター主催の「八王子学園都市大学いちょう塾」や、大学コンソーシアム八王子主催の小学生向け講座「夏休み子どもいちょう塾」など、さまざまな公開講座を通じてSDGsに関連する学びの機会も提供しています。
地域と連携したSDGs教育・出張授業
理工学部の丸田晋策ゼミでは、地域の学校と連携し、SDGsをテーマとした出張授業を積極的に実施しています。八王子市立南大沢中学校では、食品ロスやプラスチックごみ削減をテーマに、米粉を活用した「食べられるスプーン」の開発研究について紹介するとともに、試食会を通じて持続可能なものづくりや資源循環について学ぶ機会を提供しました。また、中学生と企業をつなぐ特別講義では、ゼミが実施する地域企業との連携事例を交えながら、SDGs達成に向けた課題解決やイノベーションの重要性について講義を行いました。こうした活動を通じて、大学での研究成果を地域社会へ還元するとともに、次世代を担う子どもたちのSDGsへの理解促進に貢献しています。
理工学部グリーンテクノロジー学科
創価大学理工学部グリーンテクノロジー学科では、気候変動や食料問題など、SDGsが掲げる地球規模課題の解決に貢献する人材の育成に取り組んでいます。低炭素・脱炭素技術や資源循環、生物生産技術などの環境技術を学ぶとともに、それらを社会に実装するための視点も養う文理融合型のカリキュラムを展開しています。また、1年次から実験・実習に取り組み、企業や研究機関との連携、国内外での研修やインターンシップを通じて実践的な学びを深めています。環境と経済・社会の調和を目指し、持続可能な社会の実現に貢献できる人材を育成しています。
法学部「環境・サステイナビリティコース」
「環境・サステイナビリティコース」では、気候変動や資源・エネルギー問題、生物多様性の保全など、SDGsが掲げる地球規模課題について、法学・政策学の視点から学びます。循環共生型社会の実現を目指し、環境法や環境政策を体系的に学修するとともに、持続可能な社会づくりに必要な課題発見力と問題解決力を養成します。また、法学部では必修科目「法学の基礎とSDGs」を設置し、各専門分野とSDGsとの関わりを学ぶほか、平和・人権・環境をテーマとした国際プログラムも展開しています。これらの学びを通じて、持続可能な未来の実現に貢献できる人材を育成しています。
国際協力・外交キャリア形成支援プログラム
平和に寄与する世界市民の育成を目的として、2026年9月に「国際協力・外交人材育成センター」を開設しました。本センターは、国連・国際機関職員や外交官、国際協力分野で活躍する人材の育成を支援する拠点として、国際公務員、国際協力、外交の3つのコースを設置し、体系的なキャリア形成支援を行っています。さらに、国際機関や外交分野で活躍する実務家によるセミナーや進路相談、海外インターンシップやフィールドワーク等を支援する「越境学習・体験助成金制度」を通じて、学生の挑戦を後押ししています。本学がこれまで培ってきた国際的なネットワークや豊富な人材育成実績を生かし、SDGsの達成に貢献するグローバル人材の育成を推進しています。
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