[庭]出発乃庭
[庭]出発乃庭(たびだちのにわ)
音声で聞く(約70秒)
文系A棟前に位置する美しい芝生の庭が「出発乃庭」です。1969年4月2日、創価大学の起工式がこの場所を中心に行われ、創立者自ら鍬入れを行い、大学の完成予想図や模型が発表されました。
開学直前の1971年2月11日の竣工式に先立ち、創立者によって植樹されたのが「創大桜」です。創立者は「時代は今激動しているが、すこしも動じることはない。すべて人で決まる。この大学から新しい時代を開き、築きゆく、人材を育成していこう。創価大学は、楽しく、伸びのびとした大学として、社会の反映を担う包容力のある人材を輩出して欲しい」と語りました。そして、1973年9月29日第2回体育祭において「出発乃庭」と命名されました。
「出発乃庭」には、創立者の揮毫による命名碑が設置されているほか、建学の精神が刻まれた碑、第4回入学式を記念して創立者が植樹した金木犀など多くの木々が植樹されています。