[門]正門

[門]正門

音声で聞く(約80秒)

 正門は、開学満5年を迎える1976年3月に完成し、同年4月10日、第6回入学式の後に開通式が行われました。ブラスバンド部やトワラー隊を先頭に記念のパレードが繰り広げられ、隊列の行進に続き、創立者は全参加者とともに歩き初めを行いました。

「創價大學」の文字は、牧口常三郎先生の遺稿の中に「創價大學」という文字があることを知った創立者が、その偉業を後世のために永遠に顕彰したいとの思いから碑の建設を提案し、大学関係者の総意で門標と決定しました。

 正門開通の前年、創立者は創大を訪問した東海大学の松前重義総長と会談し、完成前の正門を紹介した際、松前総長から正門完成のお祝いとして八重桜やケヤキが贈られることとなり、学内に植えられています。

 創立者は後年、正門の碑の意義に触れて語っています。
「わが創大には、牧口先生の精神が脈打っている。正門の門標の『創價大學』の文字は牧口先生の直筆である。牧口先生の胸中には、すでに厳然と創価大学の姿があった。この崇高なる『創価』の道を、諸君は勇んで歩み続けていただきたい」

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