[碑]周桜

[碑]周桜

音声で聞く(約80秒)

1974年12月5日、創立者は第2次訪中、当時病床にあった周恩来(しゅうおんらい)総理と会見しました。周総理の世界平和と日中友好に対する思いを理解した創立者は、翌75年に戦後となる中国人留学生6名を創価大学に迎え入れました。創立者は「日中の学生でキャンパスに桜を植えよう」と提案し、1975年11月2日に植えられた桜に、「周桜(しゅうざくら)」と命名しました。
 第1期留学生の1人である李佩(りはい)氏は、「池田先生は、私たちの入寮式で、中国留学生と創大生が日中友好の金の橋の後継者になってもらいたい、と周桜と留学生の名前の桜、一緒に入学した『5期生桜』の植樹を提案されました。合わせて8本の桜が植えられ、間もなく池田先生の揮毫による石碑が除幕されました」と振り返っています。

碑文には、「この周桜こそ 万代にわたる日中金の橋の桜花爛漫の発展の象徴也」と両国友好の思いがめられています。毎年桜の時期には、中国研究会主催の「周桜(しゅうざくら)観桜会(かんおうかい)」が開催され、大使館関係者をはじめとする多くの日中関係者が周桜の前で周総理をんでいます。

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