[道]栄光の道

[道]栄光の道

音声で聞く(約75秒)

 栄光門から中央教育棟に向かって真っ直ぐ伸びる道が「栄光の道」です。1973年9月29日、第2回体育祭の、構内を散策した創立者から命名されました。

 草創期は、池田記念講堂から正門にかけて東側は整備されておらず、栄光門から文系A棟へ続くこの道が、大学の中心的なエリアとなっていました。現在の栄光の道の石畳は、中央教育棟落成の際に新しく整備されたもので、草創期から長年多くの人が歩いたそれまでの石畳は、現在ディスカバリーホールの階段周辺や4階グランカフェのテラスに使用されています。

 新中国の国費留学生である程永華(ていえいか)元駐日大使は、創立者に出迎えられ学内を案内された際、この道に舞い散る桜の花を見て、創立者から「桜吹雪(さくらふぶき)」という日本語を初めて教えていただいたと述懐されています。

 開学前に苗木で植えられた木々も大きく成長し、色彩豊かな、桜、連翹(れんぎょう)、ツツジなどが四季折々の美しい景観を作るキャンパスの大通りとなっており、創立者も来学の際に、度々この栄光の道をカメラで撮影されています。

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