[池]文學乃池
[池]文學乃池
音声で聞く(約80秒)
文系A棟と池田記念講堂の間にある大きな池が「文學乃池」です。開学前、災害時に備えて堤防を築いたところ、湧き水や雨水が溜まり池が形成されました。1969年6月、大学建設中にこの場所から約500万年前のナラの埋木が出土し、創立者の提案で開学記念品として加工され支援者に贈られました。
「文學之橋」の完成前は、思索橋という桟橋があり、当時から美しい名所でした。1975年4月2日、創立者の直筆による池の命名碑が建てられています。
池にはコイやカメ、カモや渡り鳥も見られ、北側の蓮池では、蓮保存会によって大賀蓮や舞姫蓮等が育てられています。
創立者も草創期から幾度も訪れており、1980年の通教第5回学光祭の際に語っています。
「おとといは、(中略)文学の池のほとりを車で通りました。一人の中年の方がじっと座って何か思索をされていました。本当に美しい尊い姿だなと思いました。また池の桟橋のところでは、二・三人の方が横になっていた。それも私は美しい姿だな、尊いなと思いました」「一人ももれなく卒業してほしい」「がんばっていただきたい」