2018年07月17日 11時56分

2018年度創価教育研究所講演会

2018年7月16日に「2018年度創価教育研究所講演会」を開催しました。

タイトル:「中日友好と青年の使命」

講  師: 張 梅 女史

(中華人民共和国 駐日本国大使館 広報部参事官)


 

 張参事官は、中華全国青年連合会に勤務の後、外交部にて国家指導者の通訳としてご活躍されました。大阪・長崎の総領事館での勤務の後、現在は中国大使館にて広報参事官を勤められています。

 本講演内では、「中日友好と青年の使命」と題し、ご自身の豊かな国際交流のご経験を通して、創大生にエールを贈られました。特に、2007年に来日した温家宝総理と創立者の会見時の通訳、また、2008年の胡錦濤国家主席と創立者の会見通訳として尽力された内容や、1999年に創価大学に留学されていた時の本学の感想などを述べられたほか、現在の両国の関係と今後の両国の青年の使命をわかりやすく説明されました。講演後には、参加した学生より、多くの質問が寄せられ、一つ一つ丁寧に応対され、活発な質疑応答となりました。


 

【参加者の代表の声】

○実際に、創価大学で学び、中国の首相と創立者の通訳もされた張梅氏の貴重な講演を聴くことができ、中日友好のために、私たち若者にも重要な役目があることがわかりました。私たちは自分で考え判断することが重要であり、もっと日本人も中国へ行き交流すべきだと感じました。(学部4年生)

○「一度、中国に行ってみたい!」と思わせてくれる、そんな講演会でした。マスコミや人の意見に流されるのではなく、自分の頭できちんと考えることができるように意識して、これから生活していきたいです。大学1・2年生のときに中国語を学びましたので、先ずは、私の身近にいる中国人の友人3人に友好を深めていきたいと思います。(学部4年生)

○今の青年に求められる力として、長い目で見る力と独自に判断する力の大切さを教えて下さり、これからの日中友好の未来は、今の青年たち次第であることを改めて感じました。視野を広く持って、今自分にできることを考え、実行していきたいです。(学部3年生)

○私は日本から出たことがないので、マスコミの報道のままに信じてしまうことが、日本の学生の特徴であると言われ、はっとしました。世界基準の人に成長していきたいと思いました(学部2年生)

○日中国交正常化提言50周年、日中平和友好条約締結40周年という素晴らしい節目にご講演いただき、大変に勉強になりました。この創価大学だからこそ掴めるものがあると信じ、この先の学生生活を勉学中心により良くいけるように、頑張っていこうと思いました。(学部1年生)

ページ公開日:2018年07月17日 11時56分