丹木の歳時記2026 弥生(三)
「出発(たびだち)の庭」の枝垂れ桜(創大桜)が満開となりました。創立者池田大作先生によってこの桜が植樹されたのは1971年2月11日。本学の竣工式の日のことでした。恩師である戸田城聖先生の誕生日をあえて選んで竣工式と決めたのも創立者です。この年は創価教育学の父である牧口常三郎先生の生誕(1871年)から100年でもありました。
戸田先生から創立者が、牧口先生の教育理念を具現化するための大学の設立構想を初めて聞かされたのは1950年。この折に戸田先生は「一緒に創価大学をつくろうな。私の代で出来なければ、その時は君が頼むよ。世界的な大学にしよう」と語られたそうです。
1954年、現在の本学が位置する付近を通った折に戸田先生は「いつか、この方面に創価教育の城を作りたいな」とも語られたといいます。本学は池田先生が牧口先生、戸田先生の理念と構想を実現したものであり、その原点は今もなお脈々と受け継がれています。
植樹の際、創大桜は強風が吹くと倒れてしまいそうなくらい細く頼りない苗木でした。以来、55年の風雪に耐え、現在の枝ぶりとなりました。今月18日に卒業式を迎え、社会に羽ばたいた創大52期生、短大40期生の皆さんも、今は若い苗木のような存在かも知れません。しかし社会の荒波にもまれながら、やがては見事な大樹に成長されることでしょう。
創大桜はこれからも卒業生の皆さんの活躍を見守り続けています。
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