概要

                     本センターのイメージ図
糖鎖はDNA、タンパク質に次ぐ第3の⽣命鎖とされており、神経や感染、免疫、発⽣等の様々な⽣命現象に関与する。しかし、その複雑な構造や⽣合成過程により、ゲノム研究と比較して解析が困難である。⼀⽅、昨今、様々な実験データの蓄積によるビッグデータが注⽬されており、それを活⽤するデータサイエンスが重要となってきている。このようなデータサイエンスを糖鎖科学に導⼊することにより⾶躍的な成果が期待される。
糖鎖科学は⽇本が世界においてリードしている⽣命科学分野の1つである。本学には、糖鎖⽣物学および糖鎖情報学を専門とした複数の研究者がいる。特に、糖鎖情報学を⾏なっている研究者は世界でも数が少なく、⽇本では我々が主となり研究を⾏なっている。この度、これらの研究者を組織化した「糖鎖⽣命システム融合センター」を設立した。これにより、糖鎖⽣物学と糖鎖情報学が真に融合した新しい学術分野が創出される。本センターの成果は糖鎖研究を発展させるものになると考えられる。