カリフォルニア大学サンフランシスコ校との国際交流活動がオンラインにて開催されました!

3月23日、24日、26日の3日間にわたり、本学部生とカリフォルニア大学サンフランシスコ校(以下UCSF)の教授・学生との交流活動が開催されました。

1日目は「看護におけるリーダーシップ」をテーマに、ジーン・オコンネル臨床教授、メアリー・フォーリー臨床教授、エンジェル・クオ臨床教授、ベサニー・フェニックス臨床教授、ロザリンド・デ・リッサ臨床准教授によるプレゼンテーションが行われました。オコンネル臨床教授からは、看護師当時の経験や学びが語られ、参加学生は真剣なまなざしで学ぶ姿がありました。

2日目のテーマは「新型コロナウイルス流行における看護実践」。UCSF附属病院のICU(集中治療室)に勤務する看護師のリエコ・ナカノさんは、コロナ禍における看護の実践と課題について語られました。また、UCSFの修士課程で学ぶ学生からは、2年間という短い在学期間の中で直面したこのコロナ禍において、どのように工夫して勉学に励んだかなどの経験を紹介されました。本学部の学生からは、どのようにリフレッシュを取ったのかなど質問が寄せられ、和気あいあいと語り合う場面も見受けられました。

メアリー・フォーリー臨床教授によるプレゼンテーション
UCSFの修士課程で学ぶ学生によるプレゼンテーション

3日目は、本学部学生が3つのグループに分かれて研究発表を行いました。学生は、短期間の中ではありましたが、看護課題に関するテーマ設定、リサーチ、分析を行い、研究を深めてきました。UCSFの教授方は、それぞれの発表を称賛され、研究内容について質問される場面もありました。
参加した学生からは下記のような感想がありました。
・UCSFの先生方より、リーダーシップについて、コロナ禍での看護の実際、ヘルスプロバイダーとしての使命など、多岐にわたって講義して下さり、自身の看護観を深める良い経験となりました。先生方から受けた恩をこれからの学びや姿勢で返していきたいです。
・多様性の社会である中で、互いに認め合い、尊重し合うことの大切さを学びました。そして、一人一人の生命を尊重する姿勢は、看護の場で患者さんの生きる力を引き出す看護につながると感じました。これからも今回の学びを踏まえ、看護学部の指針を体現できる看護師へと成長したいです。

チーム1のテーマ:Effective support in the communities in Japan to promote permanent employment for people with severe mental illnesses such as schizophrenia and depression through Assertive Community Treatment and Individual Placement and Support.
チーム2のテーマ:Culturally congruent interventions to promote advanced care planning for Japanese elderly and their families at home, considering a program of PREPARE in the US.
 
チーム3のテーマ:Promoting factors for family reunifications and reducing the length of institutionalization for abused children or orphans in Japan through Solution-based Casework.
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