富永文彦氏(緑の気候基金(GCF)プロジェクトオフィサー)に講義を担当いただきました。
6月16日(木)、経済学部の授業「経済特論Ⅲ(気候変動の経済学)」(担当:蝶名林俊准教授)にて、緑の気候基金(GCF)プロジェクトオフィサーの富永文彦氏にゲストスピーカーとして講義をして頂きました。
富永氏は、アメリカ創価大学を卒業し、ミドルベリー国際大学院モントレー校で国際環境政策修士号を取得された後、モザンビークやニュージーランドの日本大使館、また国連開発計画(UNDP)コソボ事務所で勤務され、 2017年から現在の職場で発展途上国の気候変動問題に取り組まれています。
富永氏は「気候変動の経済学 実務の視点から」と題し、まずは国連気候変動枠組条約(UNFCCC)や同条約のもとに設置された緑の気候基金(GCF)の役割についてお話をされ、現在ご自身が関わっているプロジェクトや働き甲斐などについても紹介をされました。後半では、ご自身がどのような思いで現在までのキャリアを積んできたかについてお話いただき、国際機関で働くことを希望する学生に様々なアドバイスをいただきました。また、一人ひとりが出来る身近な気候変動への対策について紹介いただきました。学生からも様々な質問が寄せられ、丁寧に回答いただきました。