第3回産学連携講座「社会貢献と経済学」を阿部女将が担当しました!

2022年9月29日(木)、第3回産学連携講座「社会貢献と経済学」が行われました。
東日本大震災において、ホテルを避難所として提供した南三陸ホテル観洋の阿部憲子女将が、オンラインで授業を担当し、東日本大震災直後の極限状態のなか、どのような対応をしたかをお話しいただくとともに、コロナ禍で町の発展のための取組みなどをお話しいただきました。
学生からの様々な質問に対しても、ひとつひとつ丁寧に回答していただきました。
受講した学生からは以下のような声が寄せられました。
「阿部女将の表情や話し方から優しい人柄が伝わってきました。そして自分も動揺している中で、従業員を守りお客様を守るその姿勢に女性の強さを感じました。また1000年に一度の震災は1000年に1度の学びの場、という言葉が印象に残りました」
「阿部女将のお話を聞いて感じたのは、自他共の幸福を考える大切さです。女将は、震災に見舞われながらも、常に自身のみならず、従業員や地域の方々のことまで考えていたため、人として目指していくべき存在だと感じました」
南三陸ホテル観洋は、東北復興インターンシップ・プログラム(TIP)において、約500名の創大生を受け入れていただいております。