2023年02月24日 13時34分

留学体験(永瀬陸さん・ダブリンシティ大学)

留学の目的、その国や大学を選んだ理由

 留学の目的は、世界で活躍できる人材になるための訓練を受けることでした。具体的には、語学力の取得(特にスピーキング)、現地で日本人以外の学生と仲良くなり世界を知ること、そして、日本では学べない経済学を受けることでした。
 アイルランドとDublin City University(DCU)を選んだ理由は、まず、英語圏であること、そして日本人が少ない環境があったことです。1年次に行ったオーストラリアでは日本人が多くいたため、何かと頼ってしまって、結果的に英語を使う機会が減ってしまった失敗からことから、日本人が少ない環境を選びました。また、環境保全に対する意識が強いヨーロッパで、日本との差を体感したいという思いもありました。さらに、ヨーロッパ各国にアクセスしやすいというのも魅力でした。

大学の概要、特色

 DCUは図書館、自習スペース、親切に対応してくれるリセプションから、朝から夜中まで飲むことができるパブも備え付きであり、全てが揃っていました。また、世界中から多くの留学生を受け入れており、様々な学生と出会える場所でした。
 市の中心地へのアクセスは良いですし、大学内は騒がしくなく、落ち着いて勉強できる環境も整っていました。

現地での学びや活動状況

ダブリンの街並み。雨はよく降ったり止んだりで、夜になるとイルミネーションが綺麗です。
 日本主体で学ぶ経済学ではなく、アイルランド主体で他国の市場比較をすることは非常に興味深かったです。また、語学の授業では世界中の留学生とディスカッションをする機会が多く、一生涯の友達とも言える方々と出会えました。
授業が全て終わった後、残りの3週間で約10カ国を旅行しました。
 コロナが落ち着いて、アイルランドにも日本人が少しだけ増えた印象がありましたが、当初の目的である語学力の向上のために、嫌われても良いというくらいの気持ちで一緒にいるのを避けていました(笑)。
 

留学の成果

大学の仲の良い友人とアイルランド南部Cobhという街に旅行に行った時の写真です。
 語学力ではほぼ詰まらず話すことができるレベルまでは到達したと思います。また、物事を多様な観点から捉えることできるようになりました。世界中の方々と出会い、文化の違い考え方の違いを知れたのはもちろんですが、それらの相違によるトラブルや壁を乗り越えられたことが自分にとって大きなターニングポイントだったと思います。
 さらに、留学を経て、世界で働きたい気持ちがより一層強まり、そのイメージも現実的になりました。留学を通し、母国語以外の言語を身に付けることでこんなにも新たな学びや経験が得られるんだ、ということが大きな発見でした。

今後について

アイルランド西部、ゴールウェイに位置するモハーの断崖(Cliff of Moher)です。
 今回の留学で「海外で住み、働く」という夢がより強くなったので、それを実現するために、まずは現地出張や駐在ができる企業への就職を掴み取るのが現在の目標です。
 将来的には、専門的な知識や経験をつけて世界で存在価値のある人材になり、今までお世話になった方々や創価大学へ恩返しを必ずしたいと思います。

後輩へのアドバイス

 「人生一度きり」この言葉がどれだけ重い言葉なのかを痛感できるのが留学だと思います。今この大学生の時期に行くからこそ、変えられる自身の価値観や考え方があります。勿論、社会人になった後、仕事を辞めて留学を経験できるかもしれませんが、学生のうちにしかできない留学経験も確かにあると思います。
 自分が留学に行くイメージがつかない人は、留学経験者の体験例やyoutubeに載ってる現地学生のVLOGとか見ると絶対行きたくなると思います(笑)。不安な点や迷っている懸念点があればすぐに相談に乗ります!
(留学期間:2022年1月~2022年10月)
ページ公開日:2023年02月24日 13時34分



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