産学連携講座「社会貢献と経済学」第7回授業が行われました
11月2日の4時限に、社会貢献と経済学の第7回授業が行われ、今回は、株式会社JTB教育第一事業部長の青島一典氏(1994年本学経済学部卒)を教室に迎えて行いました。
今回ははじめて6つあるグループから2つのグループが、新型コロナウイルス感染終息後における以下の3点、
①観光業界の変化を具体的な数字を示して説明すること
②アフターコロナで観光業界が取り組んでいる具体例を紹介すること
③観光業界が新たにどのような取り組みを行っていくべきか
といった観点を踏まえて、10分間のプレゼンテーションを行いました。両グループとも持ち時間内で、わかりやすいパワーポイント資料をもとに、プレゼンテーションを行いました。それを聞いた学生からは、「よく調べられている」、「見やすかったし、わかりやすかった」との声があがりました。
その後、青島氏から、プレゼンテーションに対する講評とともに約20分の講義が行われました。講義では学生時代のことや社会人になってからの経験等を語られるとともに、コロナ禍において、どのように会社が対応したか、また今後の事業等についても語られました。
講義の後、学生はグループごとに分かれ、ディスカッションを行いました。その後、青島氏との質疑応答が和やかに行われました。
以下、参加した学生の声です。
- 今回の授業では、JTBの凄さをまた改めて痛感しました。コロナ禍で、他の事業がやっていないことを探して、色んなことに手を出すことは簡単なことではないし、その企画を成功させることは更に難しいことなのに、その企画の発想力などにコストを多くかけてると思うと、さすが大手企業だなと感じました。青島さんのお話を聞いて、JTBは旅行会社という固定概念から少しズレたことを知れたのでとても良かったです。
- 会社のイメージが旅行、印刷、フィルムとして、定着している会社も徐々に事業領域を拡大していたり、移行していて驚いた。鬼丸さんと学生時代に意識していたことが共通していて、本を読むこと、他大学・人と関わること、一貫性があるのかなと感じ、自分も取り組んでみようと思った。また、話し方のコツで慣れもあると仰っていて、私は人前で話すのが苦手で、できるだけ避けていたけど、苦手な事こそ挑戦して得意にしていきたいと思った。
- 2グループのプレゼンがありましたが、すごくわかりやすかったです。分からない用語が出た時にその説明と具体例がすぐに説明してくれました。また、パワポの文字が少なく図が大きく示されていたため見やすかったです。青島さんの講義はとても分かりやすかったです。新たに事業を広げていくことで、利益だけでなく社会にも大きく貢献出来ることを知りました。