[像]A棟ブロンズ像
(天使と印刷工、天使と鍛冶職人)

[像]A棟ブロンズ像(天使と印刷工、天使と鍛冶職人)

音声で聞く(約75秒)

 1971年4月2日、開学式の日に、創立者から寄贈された一対のブロンズ像が除幕されました。これは、19世紀後半に活躍したアレクサンドル・ファルギエールの傑作で、文系A棟正面向かって、左側に「天使と印刷工」、右側に「天使と鍛冶職人(かじしょくにん)」と名前が付いています。

 台座には「英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな」「労苦と使命の中にのみ 人生の価値(たから)は生まれる」との創立者の指針が刻まれています。
2つの像は、パリにあったデュファイエル百貨店の店舗拡張のために1892年にデザインされ、入口左右に30年以上配置されていました。1969年にフランスから日本へ渡り、創立者が創価大学のために購入し贈られたものです。

 創立者は語っています。「若き俊英(しゅんえい)たちの胸中に生涯消えることなく刻印しつづけて欲しいと願いつつ贈ったものです」「天使は理想、労働者は現実をしている。理想と現実との調和をはかるのが本学の使命である」「天使は栄光の笛をいている。(中略)栄光をさし、労働者を忘れない、という意味だよ」

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