2019年05月16日

北海道立文学館特別展「よみがえれ!とこしえの加清純子」への資料提供

加清純子作品『水中もぐり』
加清純子作品『水中もぐり』
開  催 日 2019年4月13日~5月31日
会  場 道立文学館(札幌市中央区中島公園)
主  催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館、北海道新聞社

 札幌の道立文学館からの依頼を受け、本研究所所蔵の加清純子(かせい じゅんこ)に関する資料を貸し出しました。

 渡辺淳一の著作『阿寒に果つ』のヒロイン時任純子のモデルとして知られる画家の加清純子は、戸田城聖先生の妹テルの娘であり、戸田先生の姪にあたります。

 今回の特別展では、遺族らによって保存されていた絵画15点などが展示され、本研究所からは加清純子作品の漫画『水中もぐり』(案:加清純子、絵:後藤ひさお、北日本社 1947/6/20発刊)を出展しました。

 また、特別展を記念して発刊された図書『よみがえれ!とこしえの加清純子―画と文と』には、『水中もぐり』の全編が画像で紹介されました。『水中もぐり』は、純子の母親が厚田出身であり、そこで遊んだことを思い出して作成されたものと思われます。図書には加清純子の相関図があり、戸田城聖先生も掲載されています。

 
外部リンク:北海道立文学館ホームページ
外部リンク:北海道新聞「加清純子さんの回顧展 札幌」動画
ページ公開日:2019年05月16日