留学体験記(城戸勇人さん・マレーシア・マラヤ大学)
留学期間は2026年2月~7月
留学の目的、その国や大学(学校)を選んだ理由
今回の留学では、海外で生活しながら学ぶことで、これまでとは異なる環境や価値観に触れ、自分自身の視野を広げることを目的としました。留学先としてマレーシアを選んだ理由の一つは、多民族・多文化の環境で生活できる点です。マレー系、中国系、インド系をはじめ、さまざまな文化や背景を持つ人々が暮らしており、日常生活の中で異なる価値観に触れられることに魅力を感じました。その中でもマラヤ大学は、マレーシアを代表する大学の一つであり、国際的な環境で学べることから、留学先として選びました。
大学の概要、特色
マラヤ大学は、マレーシアの首都クアラルンプールに位置する、マレーシアを代表する大学の一つです。さまざまな分野の学部・研究施設があり、マレーシア国内だけでなく、世界各国から学生が集まっています。実際に大学で生活してみて特に印象に残ったのは、学生の多様さです。マレー系、中国系、インド系など、さまざまな文化的背景を持つ学生がいるほか、海外からの留学生も多く、日常的に異なる文化や考え方に触れることができました。また、キャンパス内には自然が多く、クアラルンプールという大都市にありながら、落ち着いた環境で大学生活を送ることができます。授業だけでなく、学生同士の交流や課外活動などを通して、多くの人と関わる機会があることもマラヤ大学の魅力だと感じました。
現地での学びや活動状況
現地では、マラヤ大学での授業に加えて、さまざまなイベントや交流の機会に積極的に参加しました。特に印象に残っている授業は、マラヤ大学の環境に関する授業です。この授業では、クアラルンプールのKLCCを訪れ、フィールドワークを行いました。現地では、実際に人々にインタビューをする機会があり、環境に対する意識や考え方について知ることができました。教室で学ぶだけでなく、実際に現地へ足を運び、自分で話を聞くことで、より実践的に学ぶことができました。日本とは異なる環境や文化の中で、現地の人々の考えに触れたことは、環境問題について新たな視点から考える貴重な経験となりました。また、花火大会や交流イベントなどを通して、マレーシア人の学生や現地の方々と接する機会も多く、普段の大学生活では出会えないような人と交流することができました。実際に現地の人と一緒に時間を過ごす中で、マレーシアの文化や生活習慣について知るだけでなく、日本との違いを身近に感じることができました。同じような場面でも、文化や育ってきた環境によって考え方や行動が異なることがあり、そうした違いを知ることが新鮮でした。さらに青年海外協力隊の活動に関連したボランティアにも参加し、知的障害のある方々と関わる機会がありました。実際に一緒に活動する中で、相手の様子を見ながらコミュニケーションを取ることの大切さを感じました。また、言葉だけではなく、表情や行動などから相手の気持ちを考えることも大切だと学びました。大学での授業以外にもさまざまな活動に参加し、現地の人々と直接関わる機会を持つことができました。マレーシアで実際に生活し、人と交流する中で、現地の文化や日常をより身近に知ることができました。
留学の成果
留学を通して、最も大きく変わったのは、自分から行動することに対する意識です。海外で生活していると、分からないことや困ることもありますが、待っているだけでは何も始まらないことも多く、自分から話しかけたり、聞いたりすることが必要でした。最初は戸惑うこともありましたが、自分から動いてみることで、周りの人が助けてくれたり、新しい出会いにつながったりすることを実感しました。花火大会や交流イベント、ボランティアなどに参加できたのも、興味を持ったことに対してまず行動してみたからこそ得られた経験だと思います。また、さまざまな背景を持つ人と関わる中で、自分の価値観だけで物事を判断しないことも意識するようになりました。日本では当たり前だと思っていたことが、マレーシアでは当たり前ではないこともあり、最初は驚くこともありました。しかし、そうした違いを経験する中で、「なぜこの人はそう考えるのか」と相手の立場から考えることが大切だと感じるようになりました。留学を終えて、以前よりも新しい環境に飛び込むことへの抵抗が少なくなったと感じています。さまざまな人との交流や現地での経験を通して身につけた行動力や、人との違いを受け入れる姿勢は、今回の留学で得た大きな成果の一つです。
今後について
今回の留学をきっかけに、海外の文化や社会に対する興味がさらに深まりました。今後もさまざまな人と関わる機会を大切にし、自分とは異なる考え方にも触れながら、新しいことに積極的に挑戦していきたいと思います。また、卒業後も留学で得た経験を忘れず、環境や立場の違う人とも相手のことを理解しようとする姿勢を大切にしていきたいです。
留学を考える後輩へ
留学をするか迷っている方がいれば、少しでも興味があるなら、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。海外で生活する中では、言葉がうまく通じなかったり、文化の違いに戸惑ったりすることもあります。私自身も最初から何でもうまくできたわけではありません。しかし、実際に現地へ行ってみると、困ったことや失敗したことも含めて、すべてが自分にとっての経験になります。特に、現地の人と関わったり、日本ではできない活動に参加したりすることで、授業だけでは得られない学びがあると思います。留学をするのであれば、大学での勉強だけにとどまらず、できるだけ外に出て、いろいろな人と関わってみてください。私にとってマレーシアで過ごした半年間は、多くの人と出会い、さまざまな経験をすることができた貴重な時間でした。留学を考えている後輩の皆さんにも、ぜひ自分から一歩踏み出して、新しい環境でしかできない経験をしてほしいと思います。