プログラムの4つの特長の詳細:新しいページへ移動します。

1.国際問題についての専門性の練磨

グローバル・キャリアの獲得のために求められる第1の要素は、国際問題についての高い専門性です。つまり、大切なことは、英語を使って何を語るかです。
本コースでは、専門分野の理論を日本語で学び、考え、議論することにより、国際社会で通用する思考力を鍛えます。

1.地球的諸問題についての専門的知識の修得

-「平和」「人権」「環境」「開発」-
現在、世界には紛争、テロ、貧困、環境破壊、人権侵害、難民など、さまざまな課題があります。これらについて、「平和」「人権」「環境」「開発」の4つの観点(イシュー)から学びます。
また、その担い手としての国家、国際機関、NGO、企業といったさまざまなアクターの役割も重要です。イシューとアクターを座標軸に専門性を磨きます。

2.先端科目の新設

以下の科目を設置しています。
「人間の安全保障論」、「人間の安全保障ワークショップ」、「人間の安全保障フィールドワーク」、「国際開発協力論」、「グローバル経済論」、「グローバル企業論」、「地球市民社会論」など。

3.理論と実践の架橋

-実践・フィールド科目-
理論だけでなく、それが実務の場面においてどのように実践、応用されているのかを学ぶことは大切です。そのために、「人間の安全保障ワークショップ」では、外交官、国際公務員、NGO関係者など実務家や研究者を招き、理論と実務の架橋をはかります。
また、「人間の安全保障フィールドワーク」では、平和資料館や国連機関、NGOなどの訪問・視察・インタビューなどのフィールドワークを通して、諸問題への理解と共感を深め、キャリア設計につなげていきます。

2.高い英語力の修得

グローバル・キャリアの獲得のために求められる第2の要素は、高い英語力です。そのために1年次からEAP科目、2年次からはPHR科目(英語で学ぶ平和・人権・環境・開発関連科目)が多数用意されています。
 
  1.  WLCが提供するEAP科目の履修に加え、1年次に設置される本コース志望者のためのAcademic Foundations for Peace & Human Rights Ⅰ,Ⅱの履修を通して、2年次以降のオール・イングリシュ科目の履修と留学に備えます。これらの科目の履修により、英語で授業を受けるためのトレーニングを通じたリーディング、ライティング、リスニング、スピーキング力の養成とTOEIC、TOEFL対策を行います。
    オール・イングリシュ科目の履修で専門知識を英語で学びます。
    平和と人権をすべて英語で学ぶPHR科目8単位の修得を通して、高い英語力と専門性を同時に身につけます。

  2.  <オール・イングリシュ科目>
    Global Issues(2単位), International Relations(4単位),
    Peace Studies(2単位), Area Studies in International Law Perspectives(2単位),
    Global Public Policy(2単位),
    International Human Rights(4単位)
     
  3.  英語力の目標を設定
    各段階(セメスター、学年)における、英語力の到達目標を設定し、グローバル・キャリアの獲得をめざします。

オールイングリッシュ科目

法学部で行われる英語による授業。平和・人権・環境問題について、法と政策の視点から学びます。
英語で学ぶ平和、人権、環境 法学部だからこそ学べる英語の専門科目
グローバル・リーダーの育成をめざすPHRプログラムでは、Global Issues,International Law,International Relationsなど、平和と人権に関する先端科目をオールイングリッシュで学びます。 また、海外留学プログラムによるアウェイ(海外)体験により、グローバル社会で通用する実践的なコミュニケーション能力を身につけます。
 
1年次から英語力を徹底的に鍛える法学部独自のオールイングリッシュ
1年次には、Academic Foundations for Peace & Human Rightsで英語力を磨き、専門科目を英語で学ぶ準備をします。これで、各種の留学にも対応できる英語力を身につけます。
2年次以降、平和、人権、環境についてのグローバルな問題群を英語で学ぶ授業が設置されています。これらの問題を法と政策という視点から学べるのは法学部だけです。
単なる英語力ではなく、英語で専門を語れる実践的な英語力を養うことが目的です。新しい法学部のカリキュラムで、グローバルな舞台で活躍する人材を育成します。
設置科目
Introduction to Legal Studies、Global Issues、International Relations、International Environmental Policy、Peace Studies、Area Studies in International Law Perspective、Global Public Policy、International Human Rights、Environmental Law、The Common Law

①TOEFL-iBT、IELTS対策
法学部の留学制度や交換留学を希望する学生には、共通科目のEnglish、ESAプログラム、Test Preparationのクラス等で、留学のために必要なTOEFL-iBTやIELTSの対策を行います。

②Academic Foundations for Peace & Human Rights Ⅰ(前期)・Ⅱ(後期)
海外の大学で学ぶ際に必要とされるアカデミックレベルでのリーディング、ライティング、リスニング、プレゼンテーションなどのスキルを磨きます。平和、人権、環境などに関するトピックを中心に、イギリスの法制度なども学びます。

③AF Tutorial  Ⅰ(前期)・Ⅱ(後期)
Academic Foundations for Peace & Human RightsⅠ・Ⅱの授業で学んだ内容をフォローし、より深く理解し身につけるために、外国人教員と日本人教員の複数担任制でチュートリアルを行います。

④国際プログラム  PHR関連科目
2年次以降、平和、人権、環境についてのグローバルな問題群を英語で学ぶ授業が設置されています。これらの問題を法と政策という視点から学びます。アカデミックレベルの英語を身につけ、英語で専門的な内容を語れる実践的な英語力を養うことが目的です。

3.グローバル・ビジョンの涵養

グローバル・キャリアの獲得のために求められる第3の要素は、グローバル・ビジョンです。

1.徹底したチュートリアルにより、進路獲得に向けて以下のサポートを行います。
  • 進路指導およびサポート
  • チューター会議を通じた情報の共有
  • 進路進捗報告書の提出によるアドバイスとサポート
  • ワールドビジネスフォーラムなど、キャリアセンター主催のキャリア科目の履修の推奨
  • グローバル企業志望者について、GLCへの参加の推奨
  • TOEIC、TOEFLのスコアの管理と受験の推進によるスコアアップのためのサポート
  • 外務省セミナーをはじめとする学外でのセミナーやコンテストへの参加の奨励
  • 外務省インターンシップをはじめとする国内外のインターンシップへの参加の奨励
  • 論文対策、面接対策
  • OB・OG懇談会の開催

2.地球市民としての視座と資質を養うために、近年、国際社会で注目され、各国や国連、NGOなどが取り組みを進めている「人間の安全保障」をコンセプトに「平和」をあらためて人間の視点から問い直します。これは、建学の理念や平和と人権を志向する法学部の理念を体現するものでもあります。
具体的には、「人間の安全保障論」、「人間の安全保障ワークショップ」、「人間の安全保障フィールドワーク」の3つの科目を通じて、人間への視座を涵養します。
創立者の対談集、平和提言、海外大学講演集などの著作を通じて、創立者の思想と創価大学のめざす平和の理念を学ぶことを促します。

4.キャリアパスとしての留学の推奨

学部で設置する長期留学プログラム、ダブル・ディグリー制度、海外インターンシップによるアウェイ(海外)体験を通して、より実践的なコミュニケーション能力を身につけるとともに異文化理解を深めます。