2018年07月07日 21時45分

廃棄物・3R研究財団・理事長が講演

公益財団法人廃棄物・3R研究財団の梶原成元理事長が経済学部の学生に講演を行いました。

 2018年7月5日(木)に経済学部講演会が開催され、公益財団法人廃棄物・3R研究財団の梶原成元理事長が、経済学部の学生に「地球環境とビジネスのメガトレンド」と題して講演を行いました。
 梶原理事長は、前職で環境省地球環境審議官として退職するまで、国内の環境行政のみならず、国際連合アジア太平洋経済社会委員会に出向され、途上国の環境法制の整備の支援に取り組まれたり、地球温暖化対策の為に京都議定書やパリ協定の発効に向けて主要国の官僚と交渉されたり等、国際社会で活躍されてきました。このような経験を踏まえて、講演ではまず「専門性をもった上で、よく全体を見て」粘り強く交渉することの重要性を訴えられました。
 さらに、地球温暖化対策のパリ協定の発効、2030アジェンダの採択等を踏まえ、ビジネス、金融等が新たな経済社会の構築に向けて、大きく急激に舵を切っている等という世界の動向を紹介され、「経済からのアプローチを取り入れることで、世界の地球温暖化対策は急速に前進しています」「環境問題に取り組むといっても、企業にとって後ろ向きの話ではなくて、実はイノベーションです。世界のマーケットのなかで優位にたつチャンスだと捉えて、アメリカ・EU・中国の企業は取り組んでいます」と述べました。
 講演会に参加した学生からは次のような声が寄せられました。

*参加学生からの声

環境保全をビジネスに繋げるという発想は自分にはなかったので、最近の事例を聞いて、驚きました。環境をビジネスに繋げることにより、イノベーションを促進し、中長期的な活動が可能になるという意見に深く感銘しました。

普段は、科学的な面から語られることの多い環境問題や、その対策も、ビジネスの視野を取り入れることで、より身近に感じました。企業にとっては、環境改善・保全を実利的に捉えて利益を得ていける、特に大企業は、その下請けの中小企業に影響を与えていけるという点が、非常に重要と感じました。

専門分野を学ぶことも大切だが、それ以上に、広い視野を持って、全体的に物事を捉え、考えていく力をつける重要性を教えて頂きました。今後は、今、学んでいる分野をしっかりと学びつつ、客観的な視野を持ち、自分の知らないことについても、積極的に学んでいきます。

世界や日本の再生エネルギー利用の状況や、課題を理解することができました。また、今、私達がやらなければならないことが、少し明確になり、勉強へのモチベーションを上がることができました。世界で起きていることに関心を持ち、教養を蓄えていきます。

貴重な実体験の話を伺うことができました。将来は、地球規模課題の中でも重要視すべき環境問題に、ビジネスを通じて関わりたいと思います。

ページ公開日:2018年07月07日 21時45分