2020年07月30日 13時00分

留学体験(三須智也さん・フィリピン大学)

    Q1. フィリピン共和国のフィリピン大学に留学されていたそうですね。

     2019年7月から2020年3月までの8ヶ月間、国内最高峰の名門国立大学であるフィリピン大学ディリマン校(University of the Philippines Diliman, 通称UP)へ交換留学をさせていただきました。
     フィリピンは東南アジアに位置し、首都はマニラ市、人口約1億900万人(2020年)、7000以上の島から構成される立憲共和制国家の島国です。
    フィリピン大学(以下UP)は、1908年に設置された歴史ある大学で、国内のみならずアジア諸国内でも評価の高い大学です。数多くの学者や政治家を輩出し、スポーツや芸術など多岐の分野で実績を挙げています。
     

    Q2. なぜ、その国・大学を選びましたか?

     私が高校生の時に創大進学を勧めてくださった創大OBの方が、現在フィリピンで創大の留学生の支援をされていることがフィリピンに興味を持つキッカケでした。それから調べていくと、フィリピンは経済発展が著しい途上国であり、英語話者の人口が世界3位と言われています。日常的に英語を使いながら発展途上国の生活を経験するには最適だと考えました。
     フィリピンへの交換留学先はいくつかありましたが、中でもUPは唯一の国立大学であり、比較的ローカルな環境で様々な背景を持つ学生と交流できることに加え、創大との交流も長く深い大学でした。魅力的な他大もありましたが、UPに留学されていた先輩や先生、UPから来た留学生との関わりもあり、色んな場面でUPとの運命を感じたことが決め手となりました。
     

    Q3. 留学中に、発展途上国ならではの日本と異なる生活に驚いたそうですが?

     22年間を実家で過ごしてきた私にとっては、寮生活というだけでワクワク・ドキドキが満ち溢れていたのですが、実際の生活はヒヤヒヤ・ハラハラするような経験もたくさんありました。寮は3人のシェアルームで、前後期ともに韓国の留学生と共同部屋でした。毎日のように虫さん達と格闘し、冷水しか出ないシャワーで体の芯から冷え、ジョリビー(現地のチェーン店)で頼んだチキンを食べながら夜中まで語り尽くしたことで、充実した楽しい生活を送れました。
     寮の外に出るともっとカルチャーショックは大きく、安くて美味しいご飯、世界最悪レベルの渋滞、フレンドリーな現地の方々との交流を8ヶ月間も経験したことで、それまで狭かった自分の視野・価値観が大きく広がりました。
     
    Q4. 留学中は、友達と夕食を食べに行くことが楽しかったそうですね。

     UPに在籍する多くの学生は、学内の寮に滞在します。私が住んでいた寮は自炊が出来なかったのですが、寮の周りに屋台街やレストランがあったため、毎晩外食をしていました。「人と交流し、英語を多く使う」を目標にしていた私は、ほぼ毎日のように友達を誘って、現地学生や留学生と一緒にご飯を食べに行っていました。最初の頃は会話が弾まず、苦い経験もたくさんしましたが、徐々に気の合う友達も増えていき、外食をキッカケに遊ぶようになったり、お出かけすることになったりしていきました。毎晩の友達との外食は最も笑い、最も楽しく、最も学びを得たイベントであったと思います。
     
    Q5. 留学中に、大学の授業についていくことに苦労したとお聞きしましたが

     UPは国内最高峰の大学であり、そこに集まる学生は全員が国内最難関の入学試験を突破する実力と根性を持っています。勉強に対するモチベーションも非常に高く、1時間半の授業で10〜20回も意見・質問が学生から出ていました。授業のレベルも高く、ただでさえ英語で苦労しているのに、求められる課題も毎回難しかったです。
     プレゼンテーションやグループワークの機会も多かったため、現地学生の議論に全くついていけず、泣きそうになったことも多々ありましたね(笑)。そんな私は、留学前に創大のIP(International Program)で身につけた実力と根性で、毎日自分を追い込んで出来る限りを尽くしました。
     
    Q6. 留学中には、ボランティア活動で日本人の家庭教師も行われたそうですね。

     他大の友達の紹介で、フィリピンに住む日本人の小学生の勉強(国語・数学など)を見ていました。22年間海外生活をしたことのなかった私とは、全く違った価値観や背景を持った彼と接していく中で、多くのことを学ばせてもらいました。
     最初は彼の緊張がなかなか解けない様子でしたが、ある日にポケモンの話で盛り上がったことがキッカケとなり、心の壁を一つ二つと越えることができました。ありがとう、ポケモン。そして、ご家族とも色んなお話をすることができ、ここでも自分の知らなかった世界をたくさん知ることができました。

     
    Q7. 留学していちばんよかったのは、世界各国から来た留学生と交流できた事だそうですね

     現地の学生との交流も多かったのですが、住んでいた寮や国際課主催のイベントの影響もあり、それ以上に留学生の友達がたくさんできました。日本・韓国・中国・台湾・インドネシア・タイなどのアジア諸国のみならず、ヨーロッパや中南米からの留学生もいました。彼らと交流し、語り合う中で、文化や宗教観の違いを感じたり、其々の国の言語やゲームを教えあったりしました。彼らとは帰国した今でも連絡を取り合う関係です。
     また、他大の日本人との交流も有意義なものでした。中高の同級生を除き、創大生以外の大学生とほぼ関わってこなかった3年間だったので、彼らとの交流の中でも新たな気づきは多く、お互いに励まし合い、高め合える存在ができました。日本中・世界中に新しい繋がりができたことは、この8ヶ月の留学生活で手に入れた一番の宝物です。
     

    Q8. これから留学を目指す後輩達に一言お願いします。

     私は留学の定義を「己のコンフォートゾーンから抜け出して、新しい環境で生き抜き、学びぬくこと」と考えています。国内外問わず、新しい環境で過ごすことは、楽しいこともありますが、決して楽ではありません。しかし、楽ではないからこそ、プレッシャーがかかるからこそ、自分の成長の種がたくさん埋まっていると思うのです。これからの創価大学を担う皆さん、お互い頑張りましょう!(時には休むことも大事ですよ、この猫のように)

    ページ公開日:2020年07月30日 13時00分



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