2020年12月22日 09時30分

留学体験(栗田宗平さん・香港中文大学、タマサート大学)

Q1. 香港の香港中文大学と、タイのタマサート大学に留学されていたそうですね。

はい。2019年8月下旬から2019年11月中旬まで香港中文大学に、2020年1月初旬から2020年3月下旬までタイのタマサート大学に、交換留学生として学ばせていただきました。訳あって2カ国に交換留学に行くことができたのです。
香港は高温多湿な日が多く、人口密度が高い発展した都市だったと思います。香港中文大学は香港の最も歴史ある大学の一つで、研究に力を入れたアジア屈指の大学だと思います。
タイは香港とは対照的で、とても広大な土地をもち自然豊かでしたがその中バンコクを中心に発展を遂げている印象を持ちました。タマサート大学もタイの中で非常に有名な大学で、卒業生の多くが政治家としてタイを牽引しているそうです。

Q2. なぜ、その国・大学を選びましたか?

まずは香港中文大学を選んだ理由について話したいと思います。私は専攻する計量経済学/統計学をより学ぶために大学院に進学するという目標がありました。その目標を志すにあたって、より発展した授業や本大学ではオファーされていない専攻の科目を学んでみたいという思いが強くなり、交換留学を新たな学問追求の機会にしようと考えました。香港中文大学はほぼすべての学問分野において研究や教育に力を入れていたり、本大学以上に多様な科目を学ぶことができると知り、この大学に留学しようときめることになりました。

タマサート大学へ留学するきっかけとなったのは、香港でのデモ活動が活発になり、香港留学が困難となって帰国しなければいけなくなったことです。当初9ヶ月の留学の予定が3ヶ月ほどとなり非常に悔しい思いをしていましたが、国際課のご配慮で2セメスター目の留学先としてタマサート大学に留学することができたのです。本当に感謝しています。タマサート大学も非常に優れた大学と聞いており、タイで学べることが自身の目標を達成する上で大事なのではないかと感じ、最終的に2カ国目の留学を決意しました。

Q3. 留学中に、学生の学ぶ姿勢に驚いたそうですが?

そうですね、香港中文大学の学生は優秀な人が多いと聞いていましたが、それは嘘ではありませんでした。ただ、その分努力していました。僕の所属していた寮では特に学業に力をいれることを目標に掲げていたので、自習室はいつも朝まで学生で溢れていました。名門大学といわれているのは、学生の学問への挑戦の結果だったのだと痛感しました。
タマサート大学の学生も、非常に勉学に熱心でした。毎日図書館には課題や定期試験のために勉強している学生が多くいました。私も本大学を代表して留学に来ていることを再確認し、日々勉学に打ち込むことができました。
 
Q4. 留学中は、スポーツによる交流が楽しかったそうですね。

はい、とても楽しかったです!
留学の目的は勉学でしたが、それだけだとやはり心がもちません(笑)。それに留学の醍醐味はたくさんの友人を作って交流を深めることだとわかっていたので、どう友好の輪を広げて行くかずっと考えていました。私は中高6年間バスケットボールをしていて、バスケや他たくさんのスポーツを通してたくさんの友人との楽しい思い出を作ることができました。例えば香港中文大学とタマサート大学で、バスケットボールチームに所属し、練習や試合を通して友好を深めることができました。さらに寮の友人とフットサルをしに出かけたりしました。スポーツを通して深めることができた友情を一生忘れません。
 
Q5. 留学中に、言葉の壁に苦労したとお聞きしましたが。

そうですね、留学先を選んだ理由が専攻の勉強だったので、中国語や広東語、タイ語などは全く勉強していませんでした。しかも現地の学生は授業以外英語を話すことがめったにないので、コミュニケーションをとることに壁を感じてしまうことが多かったと思います。ただ、日常生活の中で積極的にコミュニケーションを取ろうと思っていると、少しずつですが現地の言葉を覚えていきました。簡単な挨拶はもちろん、タクシーの運転手と少しだけ会話できるようになったり、「パクチーは抜いてください」とタイ語でお店の人に伝えることもできました(笑)。
 
Q6. 留学していちばんよかったのは、社会問題を肌で感じ考えることができたことだそうですね。

私が香港から緊急帰国することになった原因でもある香港の民主化を目指したデモを、本当に肌身で感じることができました。香港中文大学の学生がデモの中心としてキャンパス内で抗議を行なっており、現地の学生はほぼ全員が運動に参加していました。キャンパスが戦場のような雰囲気と変わり、食料が大学内に入ってこなくなるなど私たち留学生も間接的にデモと関わっていました。私は歴史的な出来事の一部分を自身の目で見ているような感覚となりました。この出来事は自分の頭の中で事実を整理し、何が正しいのか考えるきっかけをくれました。この出来事だけではなく、日頃ニュースで起きていることも、自分なりの意見を持てるように主体的に学ぼうと思えるようになりました。これは留学せず、日本にいては思えなかったのではないかと思います。本当に香港に留学できてよかったです。
Q7. これから留学を目指す後輩達に一言お願いします。

留学する目的を持ってもらいたいです。「何のために留学するのか」という一点が定まっていれば、どこへ留学しようが自らの決意と行動力でなんとでもなると思います。実際に2カ国留学した私がそうでした。友達を増やしたい、サバイバルな経験がしたい、現地で外国語を学びたいなど、どのような理由でもきっと素晴らしい留学にできるのが創大生だと思っています。現在は簡単に留学できるような状況ではありませんが、自身の掲げる理想に向かって走り抜いてください。ともに頑張りましょう!
ページ公開日:2020年12月22日 09時30分



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