経済学部・小島健准教授が「行動経済学会奨励賞」を受賞!

本学経済学部の小島健准教授が、行動経済学会第16回大会(2022年12月17日・18日開催)にて、「行動経済学会奨励賞」を受賞しました。
「行動経済学会奨励賞」は、行動経済学研究の発展と若手研究者の育成・顕彰を目的として2010年大会より設けられました。
第16回大会では、一般口頭報告セッションで報告された対象論文 9 件に対する厳正な審査の結果、小島准教授を含む2名が「行動経済学会奨励賞」に決定しました。
小島准教授の報告論文は「不正とコミットメント」と題し、自ら不正手段を取り除くという選択肢(コミットメント)があることで、不正が抑制される効果を測定したものです。不正行為への慣れが、コミットメントの不正防止効果を低下させ、不正行為を促進するメカニズムを明らかにしました。
受賞した小島准教授は、「今後は現実の不正行為への応用や不正行為の国際比較を通じて、一人ひとりがより幸せになる社会の実現に貢献したい」と述べ、更なる研究活動への意欲を語りました。

准教授
小島 健
オジマ タケシ
- 専門分野
行動経済学・マクロ経済学
- 研究テーマ
i.意志力と自制と消費貯蓄行動
ii. ズルとコミットメント