《お母さん、ありがとう #12》親へ贈る言葉

国際教養学部卒業生 今関若菜さん
―今、ご両親にどのような思いを伝えたいですか?
私がどのような選択をしても、様々な面で支えてくれている母と父へ、感謝を伝えたいです。私が創価大学国際教養学部を志した高校生の頃から、2度の留学、女子寮でのRA、海外大学院進学に至る全ての選択で、絶え間なく精神面、経済面において十分なサポートをしてくれました。それらが無ければ今の私の「女の子や女性の為に。平和のために。」という信念や行動はありません。 母と父はパートや仕事で忙しく疲れている中でも、毎日最寄りの駅まで送り迎えをしてくれました。2人の日々の気遣いとサポート無しには前向きに勉学に挑戦することは出来なかったと感じています。私がカンボジアのボランティアやインドへの交換留学に挑戦したいと相談したときも、かなり驚き心配しながらも、笑って送り出してくれました。私の人生にとって最大の宝の思い出となっています。
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ー学生生活の中で、ご両親との印象的な思い出はありますか?
私が海外大学院進学に向け、TOEFL-iBTの高得点取得に挑戦していた時のことです。点数が思うように伸びず、お金ばかりが飛んでいき「もう今ある点数で申請できる大学院だけを目指そうか」と考えていました。しかし母と父は「可能性があるかぎり、時間が許す限り何度でも挑戦したら良い」と背中を押してくれました。年末年始も返上で夜まで自室に籠り勉強をする私を見ては、母が暖かい飲み物・お菓子を持ってきて応援してくれたことはとても励みになりました。結果、自分の志望する大学院に提出するには最後のチャンスとなるテストで、自分の目標を大きく上回る点数を取ることができました。それを知った母と父は、朝早い時間だったにも関わらず、私以上に声を上げ大喜びしてくれました。ほんの少しだけ親孝行ができた気がしてとても嬉しかったのを覚えています。
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