《お母さん、ありがとう #15》親へ贈る言葉

国際教養学部卒業生 薄田哲平さん

今、ご両親にどのような思いを伝えたいですか?

めいっぱい感謝の気持ちを伝えたいです。 交換留学でフィリピンに1年間留学したいと伝えたとき、またその留学が中止になり5年卒にしたいと伝えたときも、あなたがやりたいことを本気でやり抜きなさいと快く背中を押してくれました。いつも事後報告になる私の決断を、心から尊重してくれました。両親の支えがなくては今の私はいません。そんな両親にここまで育てられ、私は幸せです。「ありがとう」と伝えたいです。

国際教養学部での学生生活の中で、印象深いご両親との思い出はありますか?

コロナウイルスの感染拡大によって南カリフォルニア大学への留学が途中で中止となり帰国した際に、羽田空港に車で迎えに来てくれた父との会話をよく覚えています。当時、かねてより目標としていた留学が中止になり、虚しく悔しい思いでいっぱいでした。それを見た普段無口な父が口を開き、前を向けるよう励ましの言葉をかけてくれました。少ない言葉ではありましたが、どこか温かく重みがありました。その後、一緒に食べたラーメンの味は忘れられません。陰に陽に両親に支えられ、国際教養学部で挫けず学び抜くことが出来たと感じています。

Share