《お母さん、ありがとう #18》親へ贈る言葉

国際教養学部 盛満拓也さん
今、ご両親にどのような思いを伝えたいですか?
ただ「ありがとう」とそう伝えたいです。精神面や経済面でいつでも私をサポートしてくれました。学生時代に経験したオーストラリア、マレーシア、そしてベトナムへの留学も、両親の支えなしでは挑戦することはできませんでした。普段は放任主義で一人暮らしをのびのびと過ごさせてくれましたが、私が体調を崩すとすぐに薬などを送ってくれ大変助かりました。私が就職活動をやめて日本語教師に挑戦したいと話した時もすぐに応援してくれ、まっすぐに夢に向かって進む覚悟ができました。今、私は創価大学に入学して本当に良かったと心から言えます。

国際教養学部での学生生活の中で、印象深いご両親との思い出はありますか?
初めての海外経験だったオーストラリア留学で、私は理想と現実とのギャップや様々な困難にぶつかり、大学をやめてしまおうかとまで思いました。その時両親は「好きなようにしなさい」とだけ言ってくれました。その言葉で、これまでは人に言われたことしかやってこなかったと気付き、自分の選択で物事を進めていく決意をしました。それから約半年後の創大祭の時、両親が会いに来てくれました。私が留学生と英語で話す姿や留学の思い出を語る姿を見て、両親が泣いて喜んでくれ、やっと両親に恩返しできた気がしました。そして、もっとたくさんのことに挑戦する姿を見せていきたいと強く思いました。
