授業紹介

経済学部の魅力的な授業を紹介します!

人間主義経済学

創立者池田先生は創価大学の設立構想の発表の中で「将来の構想の一つとして,……人間主義経済の研究,すなわち資本主義,社会主義を止揚する,人類の新しい経済のあり方について,理論的・実践的な研究もしていったらどうか」(池田1969)と提言されました。
現在、経済学部で開講されている「人間主義経済学」は、創立者の提言を受け、皆さんの先輩の積極的なイニシアティブによって開設されたものです。
地球温暖化や貧困・格差など、人類が直面する課題は山積しています。ともに新しい経済、人間のための経済のあり方を学びましょう

教授

高木 功

タカギ イサオ

専門分野

世界経済論

研究テーマ

開発の最終目標としてのwell-being(よき生)の研究

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開発と貧困の経済学

「開発」とは経済の開発だけを意味するのではありません。国連開発計画(UNDP)が提唱したように「人間開発」を含みます。経済開発は最終的には「人間の幸福」に結びつかなければなりません。「開発」とは、「人間として相応しい生き方(Human Well-Being)の実現」を意味し「貧困」とは「人間として相応しい生き方の失敗」を意味します。
経済学のあらゆる成果を駆使して、貧困を克服し、人々の幸福を実現するのが「開発と貧困の経済学」です。国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)の第1ゴール「貧困をなくそう」、第2ゴール「飢餓をなくそう」に関わる科目といえるでしょう

教授

高木 功

タカギ イサオ

専門分野

世界経済論

研究テーマ

開発の最終目標としてのwell-being(よき生)の研究

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行動経済学入門

行動経済学には2つの特徴があります。まず1つめが、「感情」と「熟考」の両方に焦点を当てること、2つ目が、現実のデータから離れることがないという点です。
 行動経済学の分析対象の1つに自制(セルフ・コントロール)行動というものがあります。自制という行動について深く理解するために、私たちの頭の中の判断(選択)システムを「感情システム(affective system)」と「熟考システム(deliberative system)」の2つに分けて考えます。ここでは、あたかも自分の中に2人の自分が居て、片方の自分の名前が感情さん、もう片方の自分の名前が熟考さんであると想像してもらえれば十分です。標準的な経済学は、「熟考さん」にのみ焦点をあてますが、行動経済学は「感情さん」と「熟考さん」の両方に焦点を当てます。
 行動経済学が、標準的な経済学から乖離するのは、現実を説明するためです。したがって、現実を離れた行動経済学はありません。それはつまり、必ずデータによる確認があるということです。これは、標準的な経済学にも求められるようになってきましたが、行動経済学では必須です。したがって、データの収集方法や比較、分析の方法も学びます。

准教授

小島 健

オジマ タケシ

専門分野

動経済学・マクロ経済学

研究テーマ

i.意志力と自制と消費貯蓄行動
ii. ズルとコミットメント

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国際開発協力論

開発途上国での協力のアプローチや協力すべきプロジェクト内容は、その時代に応じて変化してきています。世界的にSDGsの達成を掲げ、同時に気候変動対策を考慮しなければならないこの時代に、私たちは、どのような協力をしていくべきなのでしょうか。
これまでの開発の考え方や国際援助について学ぶとともに、開発途上国への協力を念頭にした案件形成の為の基本的な考え方や手法を学びます。特に、案件形成時に、どのように環境や少数民族、社会的弱者の人たちに配慮していくのかについても事例を使って学びます。また、グループワークを通じて学生が実際に案件形成をし、その発表をベースに、皆で意見交換もします。異なる意見を持つ人とも協働する力を修得しつつ、プロジェクト形成の考え方、作り方の為の基礎力を修得します。

教授

掛川 三千代

カケガワ ミチヨ

専門分野

環境政策、環境管理、環境経済学、政治的エコロジー

研究テーマ

メコン地域諸国における環境政策と遵守強化の為の手段、気候変動対策

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資本市場と証券投資

経済状況は日々変化しています。その中で皆さんが価値ある人生を送っていくためには、お金に対して日々どのように向き合っていけばよいでしょうか?2022年4月から高校の家庭科授業で金融教育が始まりましたが、金融リテラシーを身につけることは、今後の皆さんの人生にとても重要なのです。
この科目では、野村證券株式会社から講師を招き、各授業で一つのテーマについて学習していきます。学習するテーマは、金融市場の歴史、資産運用の知識、積み立て投資など、多岐にわたります。 これらのテーマを、より実践的な観点から学習することができます。

准教授

佐久間 貴之

サクマ タカユキ

専門分野

ファイナンス

研究テーマ

金融リスクの計量化、金融派生商品のプライシング

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農業経済論

農業経済論という名前を聞くと、身近に感じる方は少ないかと思います。では、食料、食品と聞くとどうでしょうか?農業経済論は、農業や食料に関係する事柄を、経済学を使って分析する科目です。たとえば、食品の価格が上がって困ったという声を耳にしたとき、経済学を使うと「何が原因で価格が上がったのかな?」と原因について考えることができます。また、「価格が上がることによって、消費者はどれくらい買い控えをするのかな?」などといった影響についても考えをめぐらすことができます。
SDGsに関連した食料問題や食品ロス、そして農業と環境といった項目は、農業経済論の重要な研究課題です。たとえば近年の食料危機は、天災という側面だけではなく、人災という側面も大きいと言われています。だからこそ、ヒト・モノ・お金の世界的な動きを捉える経済学の役割が大きくなってきたと思います。農業や食料に関連した事柄を、経済学を使って勉強していきませんか?

教授

近貞 美津子

チカサダ ミツコ

専門分野

農業・環境・地域経済学、人口学

研究テーマ

食品の需要分析

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気候変動の経済学

皆さんは、気候変動と聞いて何を想像するでしょうか。実は、気候変動は全てのSDGsの達成を阻みかねない、重要な地球的課題であることをご存じでしょうか。
「気候変動の経済学」では、気候変動とはそもそも何か、なぜ起きるのか、どれほど深刻な問題なのか、その解決にはどのような方途があるのかなどについて、経済学的な視点からアプローチします。経済学の理論や政策を学ぶと共に、最新の研究や事例の紹介、ゲストスピーカーによる講義、学生による研究プロジェクトなどを通して、理論を実践的に活用しながら、新しい経済のあり方を模索していきます。

准教授

蝶名林 俊

チョウナバヤシ シュン

専門分野

環境経済学、開発経済学

研究テーマ

気候変動の経済的影響の測定

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国際経済論

私たちの生活に、外国の国々はどのように関わっているでしょうか。例えば、身の回りの品々の多くが外国から輸入されたものです。皆さんの生活を支えている携帯は、韓国、台湾、中国、米国など多くの国で部品が製造され組み立てられ、皆さんの手元に届いています。また食卓に並ぶご馳走の食材の多くも外国から輸入されています。今や私たちの生活は、外国の国々との取引無しには成り立たないものとなっています。
外国との取引は私たちの生活に欠かせないものであり、その取引によって私たちの生活はより豊かなものになっています。ところが同時に、思わぬ影響をもたらすこともあります。国内の農家の人たちは外国からの輸入によってどのような影響を受けるでしょうか。外国の国々とのつながりを強めることは、より複雑で広範な問題を引き起こします。学生さんと一緒に、グローバル経済の仕組みや問題点を考えていく授業です。

教授

齋藤 之美

サイトウ コノミ

専門分野

国際貿易

研究テーマ

地域経済統合による影響分析

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金融論

2022年度から高等学校において資産運用を含めた金融教育が始まりましたね。金融といえば、お金に関連する内容だとは思うものの、またおカネの話には、興味がないわけではないが、知っているようで、実はよく分かっていないことが多いのではないでしょうか。金融の分野もいまやデジタル化が進み、さらに気候変動への対応をも扱うようにと、手段も対象も現代的な事象へと大きく展開、進歩しています。
経済学には、大きな柱が3つあります。理論と政策と歴史です。そこで、私たち経済学部での金融論では、まずは金融についての理論、政策、制度や歴史について、基礎知識をしっかりと身に着けることができるように学んでまいります。
そもそも貨幣とはなにか、利子率ってどういうもの、金融ってどういうこと等について整理し、そのうえで貨幣が供給されるメカニズム、誰しもお金は欲しいと思うだろうけど経済学で考える貨幣に対する需要ってどういうこと、金融政策の効果、さらに為替レートの問題、そしてアベノミクスはどうだったのか等について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

教授

小林 孝次

コバヤシ コウジ

専門分野

金融・マクロ経済学・計量経済学

研究テーマ

日本銀行の金融政策に関する 理論と実証

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原因と結果の経済学

警察官が多い都市は犯罪件数が多いと耳にしたことはあるでしょうか。このことは「警察官を増やすと犯罪が増える」ことを意味するでしょうか。お気づきの通り、この解釈は必ずしも正しいとは限りません。犯罪件数が多い都市により多くの警察官が配置されていると考える方が自然でしょうし、単に人口が多い都市は警察官が多く、また犯罪件数も多いだけかもしれません。「警察官が多い都市ほど犯罪件数が多い」ことは相関関係を意味しますが、「警察官を増やすと犯罪が増える」は因果関係を意味します。両者は似て非なるものにもかかわらず、世の中にはこの2つを混同した分析が少なくありません。
「原因と結果の経済学」では、経済学ひいては社会科学において重要な概念である「因果関係」を学びます。この授業では、まず「因果関係」と「相関関係」の違いについて学習し、そして因果関係を特定するために有効な実験デザイン、また世の中に既に存在するデータを使って因果的効果を発見するための条件や手法を学びます。データからどのように価値のある情報を引き出すことができるか、この授業を受講し一緒に考えましょう。

准教授

金澤 伸幸

カナザワ ノブユキ

専門分野

マクロ経済学、時系列分析、労働経済学

研究テーマ
  1. 財政政策・金融政策の効果の推計
  2. 非線形な時系列分析

講師

寺田 和之

テラダ カズユキ

専門分野

公共経済学

研究テーマ

公共政策が家計に与える効果の評価

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アフリカ経済論

アフリカ経済論では経済史、政治経済、開発、貿易、投資、金融、経済統合、人間の安全保障、イスラーム経済、経済援助等の観点からアフリカについて多角的に学んでいきます。
私は、創価大学経済学部が目指す「人間主義経済学」を「人類の幸福を中心に据えた経済学」と捉えています。アフリカは、経済格差、失業問題、食料不足、紛争、汚職、伝染病、森林破壊、自然災害等、世界的な課題がアフリカに集中しており、別の見方からすると、SDGs(持続可能な開発目標)の達成はアフリカにかかっているともいえます。他方で、「世界が直面する危機を乗り越えるヒントをアフリカに見いだそう」という視点も欠かせません。アフリカの人々に脈打つ「楽観主義」「寛容性」「助け合いの精神」など多くの学ぶべき点があります。
アフリカ経済を知り学ぶほど、世界の課題が立体的に見えるとともに、人間主義経済学のヒントも与えてくれていると感じています。アフリカ経済論を学び、深めていきましょう。

副学長/学部長 教授

西浦 昭雄

ニシウラ アキオ

専門分野

開発経済学

研究テーマ

アフリカ産業・企業研究

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基礎統計学

開票0%で当選確実が出るのはなぜ?テレビ視聴率はどのように出すの?うまく抽出したサンプル平均がなぜ母平均を推測できる?これらの問いは全て統計学で説明できます。2年次の基礎統計学は人生をよりよく生きるための必修科目。賢く暮らすために統計リテラシーが必要だからです。
ただし統計的スキルは授業を聞いているだけで身につきません。Excelを用い、所得や消費といった経済データや、気温・CO2排出データを見やすくグラフ化し、そこから傾向を読みとり、相関係数を実際に計算する。散布図に直線を引く回帰分析をやってみる。全て「習うより慣れよ」で、実際に計算しながら経験・学習します。
そのためには事前予習が不可欠です。授業内では仲間とのディスカッション(アクティブラーニング)を通し学びを深化させます。個人学習と協働学習との反復により統計的なスキルだけでなく、説明する力、エビデンスベースのレポートを書く力が養えます

教授

碓井 健寛

ウスイ タケヒロ

専門分野

環境経済学

研究テーマ
  1. 家庭ごみ減量化および資源ごみ分別促進の自治体での取組に関する計量経済分析
  2. 居場所作りに関する実証的な取組

准教授

安武 妙子

ヤスタケ タエコ

専門分野

コーポレート・ファイナンス

研究テーマ

企業の株主還元政策

准教授

佐久間 貴之

サクマ タカユキ

専門分野

ファイナンス

研究テーマ

金融リスクの計量化、金融派生商品のプライシング

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労働経済論

私たちの生活は選択の機会に満ちています。毎月どのくらいの時間アルバイトをするか、大学院にいくかそれとも働くか、今の仕事を辞めて転職するか、今お付き合いしている人と結婚するか、育児のために正社員の仕事を辞めるか等、ライフステージごとに様々な選択に直面し、意思決定する必要があります。私たちは生きていくためにお金が必要であり、大抵の人はお金を稼ぐために働きます。でも、全ての時間を働くことに費やすわけではなく、趣味や休息、教育、家事・育児にも時間を費やします。人生を豊かにするためにお金は必要ですが、働く以外の時間から得られる喜びや満足感も欠かせません。
労働経済論は、人生を豊かに過ごすために、私たちの限られた時間を何にどのくらい費やすことが望ましいかを考える学問です。何をして過ごすことで豊かな人生を送れるかは人それぞれですが、そうした人々の個性や好みの違いも考慮して分析を行うことができる点もこの学問の面白い所です。自分自身の価値観や他者の考えを知り、日々の生活や将来の就職・結婚等のライフイベントにおいてより良い選択ができるようになることが、この授業の目標です。

教授

増井 淳

マスイ マコト

専門分野

労働経済学

研究テーマ

非正規雇用の活用と労働市場制度

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ファイナンス論

ファイナンス論で大きなテーマとなるのが、リスクとの向き合い方です。激動する社会情勢の中にあって、「堅実に生きたい」「できるだけリスクを減らしたい」と思うのは自然な感情です。紛争や大地震など予測不可能なことが起きる社会にあって、リスクを完全にゼロにすることはできないものの、リスクを減らすことはできます。この授業では、リスクと向き合いながら、個人の満足度また社会の満足度を高めていくための分析方法を学びます。

ファイナンス論の大事なトピックの一つが「投資」です。またその裏返しとなる「資金調達」です。どんな大企業や中小企業であっても、会社の健全な発展のために資金調達は欠かせません。責任ある立場になればなるほど、投資また資金調達の考え方を身に着けておくことが大切になります。投資という面からは「リスクを減らしながらも高いリターンが得られるようにする方法」、資金調達という面からは「投資家は何を考えて投資しているのか学び、資金調達のために何をアピールすべきか」を学んでいきます。

この授業では、ミクロ経済学や基礎統計学で学んだ知識を活用していきます。ファイナンスは、データサイエンティストが扱う重要分野の一つと言えます。

教授

浅井 学

アサイ マナブ

専門分野

ファイナンスのリスク管理

研究テーマ

金融資産リスクのモデル化と予測

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データサイエンス活用演習

この授業は「データサイエンス」と合わせて履修することを推奨しています。データサイエンスは、データから価値を創造する学問です。この授業では、「データサイエンス」の授業で学んだ基礎知識を、経済分野に活用していきます。

自然現象に関するデータと違って、人々の経済活動のデータには習慣や格差がもたらす独特な特徴があります。またデータを国レベルまた地方自治体レベルで分析することで、個人のレベルでは見えてこなかった傾向や課題が見えてきたりします。このような特徴・傾向・課題の分析方法について、実践で役立つように、自分で手を動かしながら演習形式で学んでいきます。

この授業は「データサイエンス」と合わせて履修することを推奨しています。データサイエンスは、データから価値を創造する学問です。この授業では、「データサイエンス」の授業で学んだ基礎知識を、経済分野に活用していきます。

自然現象に関するデータと違って、人々の経済活動のデータには習慣や格差がもたらす独特な特徴があります。またデータを国レベルまた地方自治体レベルで分析することで、個人のレベルでは見えてこなかった傾向や課題が見えてきたりします。このような特徴・傾向・課題の分析方法について、実践で役立つように、自分で手を動かしながら演習形式で学んでいきます。

この授業は「データサイエンス」と合わせて履修することを推奨しています。データサイエンスは、データから価値を創造する学問です。この授業では、「データサイエンス」の授業で学んだ基礎知識を、経済分野に活用していきます。

自然現象に関するデータと違って、人々の経済活動のデータには習慣や格差がもたらす独特な特徴があります。またデータを国レベルまた地方自治体レベルで分析することで、個人のレベルでは見えてこなかった傾向や課題が見えてきたりします。このような特徴・傾向・課題の分析方法について、実践で役立つように、自分で手を動かしながら演習形式で学んでいきます。

教授

浅井 学

アサイ マナブ

専門分野

ファイナンスのリスク管理

研究テーマ

金融資産リスクのモデル化と予測

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環境経済論

「環境経済論」は、環境問題と経済学の両面から現状について深く学び、解決策を模索する科目です。環境問題は現代社会の大きな課題の1つ。経済成長と環境保全の両立が求められています。この科目では環境問題が持つ経済的影響や、経済成長に伴う環境問題について学びます。

学び方は反転授業方式です。オンデマンド教材で好きな場所と時間に学習します。準備することは1つ。週1度の対面ディスカッションのレポートです。経済学部だけでなく理工、法、文学部の多様な学生とのグループで学びます。経済学視点の分析能力や論理的思考力だけでなく、他者へ思いを馳せたり意見を聞く力、質問する力といったディスカッションスキルが身につきます。

この科目を終えると「生活の学び」に気づくはず。ごみ出しや買い物の先にあるもの。つまり生産することや廃棄することの先です。それが意識できることで環境に優しい行動や、人に配慮ある行動ができると私は考えます。

教授

碓井 健寛

ウスイ タケヒロ

専門分野

環境経済学

研究テーマ
  1. 家庭ごみ減量化および資源ごみ分別促進の自治体での取組に関する計量経済分析
  2. 居場所作りに関する実証的な取組
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