9月29日（金）、2023年度創価大学牧口記念教育基金会学部生奨学金の奨学生証書授与式が本学大教室棟で行われました。同奨学金は、牧口記念教育基金会の助成により2012年に創設され、経済的に修学が困難な学生をサポートするものです。

授与式では鈴木将史学長が「奨学生となった皆さんが、本奨学金に込められた思いをよく考え、学問研究に励み、いただいた奨学金の何倍もの価値を生み出されることを願っています」とエールを送りました。

学生代表に奨学生証書が授与された後、牧口記念教育基金会の髙梨幹哉理事長が創価教育の父である牧口常三郎先生の偉大な人生を継承すると共に、人々の幸福と世界の平和に貢献する人材を育成するため池田先生の手で創立されたのが牧口記念教育基金であると紹介し、「どうか健康に気をつけて勉学に励み、実りある大学生活を送ってください。これから偉大な人生を歩まれる皆さまのご健闘を心よりお祈り申し上げます」と述べました。

最後に、田代康則理事長は、教育者として生きた牧口常三郎先生の人生を振り返りつつ、「創価教育の原点である牧口先生の思いを受け継ぎ、学問に励み、社会の諸課題を解決する力をつけてもらいたいと思います」と語りました。