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2023年12月01日

経済学部助教、経済学研究科博士課程の学生による共著論文が国際的学術誌に掲載されました

本学経済学部のシャム・カルキ・クマル助教、本学経済学研究科博士課程のアディノ・アンダルジーさん、高木功教授による共著論文「ネパールの農村世帯の金融意思決定における金融リテラシー研修のインパクト」(※)が、国際学術誌 International Review of Economics: Journal of Civil Economy (2023年11月27日出版)に掲載されました。

本研究は、ネパールの農村地域であるボジプル県の399世帯を対象に、金融リテラシー研修が金融リテラシーレベルと財務上の意思決定に与える影響を分析。金融リテラシー研修により、研修参加者の金融リテラシーレベルが非参加者と比較して向上することが明らかになりました。金融リテラシー研修とともに教育水準、家族構成員の労働移住歴と移住計画も有意な説明変数であることが示されました。

シャム助教は「創価大学のスタッフとして、同僚とともに一つの研究成果を査読付き学術誌に掲載できたことは大変うれしく思います。さらに努力して研究と教育にがんばりたいと思います」との抱負を語っていました。

(※)「ネパールの農村世帯の金融意思決定に対する金融リテラシー研修のインパクト」Karki, S.K., Andaregie, A. & Takagi, I. Impact of financial literacy training on the financial decisions of rural households in Nepal. (2023). https://doi.org/10.1007/s12232-023-00438-3

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ページ公開日:2023年12月01日