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2017年01月10日

「地域の中で全ての人が当たり前の生活をするためのシステム」をどのように構築するかが研究課題

創大Lab編集部

和田 光一 教授 文学部 人間学科
(広報誌「SUN」2017年1月号:「学問探訪」に掲載記事より)

段差などをなくす“バリアフリー”から、 誰もが使える“ユニバーサルデザイン”へ

子供の貧困・非行・虐待、バリアフリーや高齢者の介護…。私たちの周りには様々な社会問題がありますが、学問的アプローチによって問題解決に取り組んでいるのが、和田光一教授です。
「地域の中で全ての人が当り前に生活できることが、本来の社会の姿であるという考え方をノーマライゼーションといいます。また、世の中にはいろいろな人がおり、社会的弱者を排除するのではなく、包み込むように一緒に生きていくという考え方をソーシャルインクルージョンといいます。これらを具体化するのが福祉であり、そのための研究が私の仕事です」

福祉の視点から、“まちづくり”にかかわることも。
「建物の段差などをスロープ化したりすることをバリアフリーといいますが、最近はユニバーサルデザインといって、最初から誰もが使えるものを作ろうという考え方になっています。誰もが住みやすいまちづくりをするための提案をしています」
ページ公開日:2017年01月10日


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