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2020年01月14日

「World Bank Youth Summit 2019」に本学学生が参加しました

アメリカ合衆国・ワシントンD.C.で12月2日~3日で開催された「World Bank Youth Summit 2019」に、本学の高橋知里さん(経済学部3年・GCP所属)と杉山英一さん(法学部3年)が参加しました。

このサミットは、世界銀行グループ(WBG)主催で毎年開催されており、世界の若者が直面する課題について意見交換など交流を行うものです。7回目となった今回のサミットには、約100カ国・地域から約300名の青年が参加しました。今回のテーマには「Smarter cities for a resilient future」が掲げられ、世界中で急速に進む都市への人口集中に伴う課題に対し、いかに市民が住み良い持続的な都市づくりを実現するかについて、専門家による講演や参加者同士でのグループディスカッション、ワークショップが行われました。さらに、本サミット開会前には課題解決型のビジネスプランコンテストも開催され、コンテストで選抜された5組の候補者による問題提起と具体的なアクションプランのプレゼンテーションも、サミット期間中に行われました。

参加した高橋さんは、「サミットでは、再生可能エネルギーの活用によってペットボトル使用量を削減しつつ、市民に安価で衛生的な飲料水を提供するインドの新規ビジネス等の事例を通し、公私セクター間の協力や市民との活発なコミュニケーションによって『誰も置き去りにしない』都市を実現する必要性を学びました。さらに、テクノロジーが発展してもなお人間の知恵と創造性が果たす役割は不可欠であり、私たち青年の行動によって生み出されるインパクトの大きさは計り知れないと実感しました。青年らしい大胆な発想と徹底的に当事者に寄り添う姿勢を大切にしながら、社会にプラスの変革をもたらすため今後も自らを磨き鍛えていきます」と語りました。
また、杉山さんは、「今回の議題は”smart city”ということもあり、5Gなどの最先端テクノロジーを活用した街づくりやゴミ問題の解決方法などを学ぶことが出来ました。また、東アジアにおける環境問題解決に関するプロジェクトに参加する機会にも恵まれました。香港やブラジル、インドネシア、中国など様々な国籍、バックグラウンドを持った参加者との議論では自身の力不足を感じましたが、得意とする環境分野の知識を生かして議論に貢献できたことは、創価大学での学びが活きている証明であると感じました。今回の参加で、世界のレベルを実感すると同時に自分の力を確認でき、更なる成長が必要であると感じました。世界で活躍できる人材に成長できるよう、今後の留学生活もさらに精進していきます」と述べました。
ページ公開日:2020年01月14日