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2020年03月04日

本学国際平和大学院生5名がAPNアジアの若者による平和ネットワーク構築プログラム『Youth Conference in Nagasaki』に参加

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館が主催する『Youth Conference in Nagasaki』が、2月10日(月)~12日(水)の3日間にわたり長崎市にて開催され、国際平和学研究科で学ぶチョン・スンジンさん(2年・韓国出身)、アンキタ・セガルさん(2年・インド出身)、エスター・ギャレットさん(2年・イギリス出身)、キアラ・ポルヴェリーニさん(1年・イタリア出身)、パオラ・ベルッチ・オートランさん(1年・ブラジル出身)の5名が参加しました。

この会議は、アジアの若者による平和ネットワークの構築・拡大を目的に2010年より開かれています。今回は、マレーシア、韓国、中国から約30名の教員および学生(大学生、大学院生)が長崎に集まりました。1日目は、被爆を体験した方の基調講演の他、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館と長崎原爆資料館を見学しました。2日目および3日目は、参加者間でのグループワークやプレゼンテーションを通し、平和をテーマに互いの意見を交わしました。

参加したパオラさんは「私の目標の一つが、長崎と広島での原爆投下後の状況を体験できるバーチャルリアリティ眼鏡を設計することです。このプロジェクトを通し、過去の出来事を風化させず、より身近に原爆の被害を多くの人に伝えたいと思います。長崎での会議に参加し、様々な国の研究者とのネットワークができました。この出会いを大事にし、今後の研究活動に取り組むとともに、参加した国際平和学研究科の5名のメンバーと一緒に、平和をテーマにしたワークショップを開催したいと思います」と語りました。
ページ公開日:2020年03月04日