概要

創価大学男女共同参画推進センター長 ごあいさつ 花見 常幸

花見常幸教授
2014年4月に、本学の「創価大学男女共同参画推進センター」がスタートいたしました。
センターの目的は、本学において「男女それぞれの特性を十分発揮しつつ、研究・教育活動を行い得る制度を構築し、そのために必要な事業を行うこと」(センター規程1条)です。
当面は、女性教員・女性研究者の支援や育成を行うこととしており、これまで、
 
  • 教育・研究支援部会
  • 次世代育成部会
  • 調査・広報・啓発部会

を設けまして、
 
  • 開設記念講演会の開催
  • 開学50周年の2020年までに女性教員比率を30%に増加させるための施策づくり
  • 女性教員リーダーシップサロンや研究者を目指す女子学生のためのオープンカフェの実施
  • 男女共同参画に関するニーズ調査

などを行ってきました。

創立者池田大作先生は、中央公論新社から出版された『名言100選』の中で、
「時代は、女性のもつしなやかな想像力、優しさ、温かさ、人間味などが社会に反映されることを求めている。モノや効率ばかりを追うような社会から、心の通う人間らしい社会に戻していくには、女性の力が不可欠なのである」
と述べられています。

こうした創立者の、現代社会における女性の役割と力に関する洞察を基本理念として、大学界における男女共同参画の進展状況に学びながら、本学としての男女共同参画のあり方を検討し、実施していこうと考えているところです。
 

男女共同参画推進センター 設立の経緯

国際社会では、四半世紀にわたり女性の人権確保や地位向上を目的とした活動が活発化してきています。日本政府もジェンダー問題に関する国際的な合意形成に積極的に関与し、国内法の整備や国民の意識啓発に取り組んできており、内閣府はあらゆる場面で女性比率を2020年には30%以上にすべきであるとしています。

しかし、このような国内外の潮流にあって、わが国の学術界におけるジェンダーギャップが、遅々として改善されていないことが問題視されています。いまや社会のあらゆる分野で女性が活躍していることや、本学における女子学生の割合が50%に近いことを鑑みると、女性教員の存在は不可欠であり、教育の観点からも女性教員を増員することが望ましいと考え、創立50周年を目指す創価大学グランドデザインの達成すべき課題として、女性教員が働きやすい環境を整備することにより、教育・研究活動を活性化させていくこと掲げました。

このグランドデザインに基づき、2012年3月に女性教員支援室設置準備委員会を設置し、他大学、一般企業の先行事例を取材、学内の女性教員・研究者を取り巻く環境やニーズの調査を行い、活発な議論を重ねました。そして、2014年4月に、待望の本センターを開設するに至ったのです。

今後、本学の教員・研究者が出産や子育てなどのライフイベントと教育・研究活動を両立していくことのできる環境整備に取り組み、創立50周年に向け、本学が男女共同参画社会を推進するという公教育機関としての責務を全うし、学生第一の建学の理念を実現するため諸提案を試みたいと考えています。