1月3日（月）、第98回箱根駅伝（東京箱根間往復大学駅伝競走）の復路5区間（神奈川・箱根町～東京・大手町、109.6キロ）が行われ、創価大学駅伝部が「総合7位」（往路8位、復路6位）の結果で、3年連続となるシード権を獲得しました。

往路8位の創価大学は、往路1位の青山学院大学の5分38秒後に復路をスタートしました。2大会連続で6区を任せられた濱野将基選手（文・3年）は標高差840ｍの山下りを落ち着いて走り抜き、総合8位のまま襷を繋ぎました。7区の新家裕太郎選手（経営・3年）は、自分のペースを崩さず前の選手を次々と追い抜き、区間4位の走りで総合5位に順位をあげて平塚中継所に。襷を受けた8区の吉田凌選手（経済・1年）は、初の箱根駅伝を自分らしく堂々と走り、総合5位のまま9区の中武泰希選手（経営・4年）に襷を託しました。中武選手は応援してくれる方への感謝を胸に、執念で走り抜き総合9位で鶴見中継所に入りました。アンカー10区の松田爽汰選手（文・3年）は、プレッシャーのかかる場面でも落ち着いた走りで大手町に向かって走り続け、総合7位に順位を押し上げてゴールテープを切りました。
創価大学駅伝部はチーム一丸で襷を繋ぎ、往復217.1キロを走り抜くとともに、前回大会（総合2位）のタイムを26秒上回る、「10時間56分30秒」の記録となりました。

今大会を振り返り榎木和貴監督は、「たくさんの応援をありがとうございました。今回、目標としていた３位には惜しくも届きませんでしたが、総合７位という誇れる結果を残してくれました。往路で８位と若干で遅れたところもありましたが、この１年間掲げてきた『強さ』を見せられるよう、嶋津の区間賞をはじめ、選手たちは最後まで諦めずに粘りの走りをしてくれました。復路で一時３位が見えたところもあり、新しい戦力が大きな経験値を積み、来年に繋がる結果を残せたと思います。頑張った選手たちを褒めてあげたいです。ここからまた来年に向け、走れなかったメンバーも含め全員で上位争いができる強いチームを目指します。そして、今回の結果は日頃から支援してくださる皆様の応援あっての結果であり、テレビの前からの声援が、選手に諦めない心を作ってくれたと思います。本当にありがとうございました。今後、選手たちはさらに成長していくと思うので、これからも変わらず応援をお願いします」と述べました。

田代康則理事長は、「選手の皆さん、この２日間の大激走、大変にお疲れ様でした。また、選手を陰で支えた控えの選手、スタッフの皆様も本当にお疲れ様でした。3年連続シード権獲得という新たな歴史を築いてくれました。テレビ・ラジオ等で卒業生をはじめ、全国の応援をしてくださった皆様、本当にありがとうございました」と述べました。

馬場善久学長は、「総合７位、そして3年連続シード権の獲得、大変におめでとうございます。戦国駅伝と言われる通りに激しく順位が移り変わる緊迫のレース展開の中、選手の皆さんの執念の走りに感動しました。また、2日間サポートにあたられた駅伝部、関係者の皆様、大変にお疲れ様でした。多くの感動を本当にありがとうございました。応援していただいた皆様に心より感謝申し上げます」と述べました。

皆様の応援、本当にありがとうございました。