2018年08月07日
法学部・岡部史信教授の論文がスペインの学術研究調査報告書および学術論文集に掲載されました
学術研究調査報告書LAS POLÍTICAS DE EMPLEO EN EL ÁMBITO LOCALに掲載
本学法学部の岡部史信教授の英文レポート “OUTLINE AND FEATURES OF JAPANESE EMPLOYMENT POLICY LEGISLATIONS(日本の雇用政策立法の概要と特徴)”が、スペインの学術研究調査報告書『LAS POLÍTICAS DE EMPLEO EN EL ÁMBITO LOCAL(地方領域における雇用政策)』(Dir. Juan Carlos Álvarez Cortés; Coord. Francisco Vila Tierno, Asociación M. Estudios e Investigaciones Sociales: AMEIS(マラガ社会問題研究調査研究会, 2017)に掲載されました。
この報告書は、南欧諸国の研究者数人が参加して企画された「Proyecto Internacional en materia de empleo en el ámbito local(地域雇用問題に関する国際プロジェクト)」の成果報告書です。この研究では、スペインやイタリアなどの雇用政策における地方行政の役割などに焦点を当てて特徴と問題点の分析を行い、さらに個別テーマとして若年者、高齢者、障がい者の雇用問題について多角的かつ詳細な分析がなされています。岡部教授は、日本と南欧諸国の雇用政策の比較法研究の立場からこのプロジェクトに参加しており、今回この成果報告書の中に上記のレポートが掲載されました。
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この報告書は、南欧諸国の研究者数人が参加して企画された「Proyecto Internacional en materia de empleo en el ámbito local(地域雇用問題に関する国際プロジェクト)」の成果報告書です。この研究では、スペインやイタリアなどの雇用政策における地方行政の役割などに焦点を当てて特徴と問題点の分析を行い、さらに個別テーマとして若年者、高齢者、障がい者の雇用問題について多角的かつ詳細な分析がなされています。岡部教授は、日本と南欧諸国の雇用政策の比較法研究の立場からこのプロジェクトに参加しており、今回この成果報告書の中に上記のレポートが掲載されました。
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学術論文集 EL AGUA EN JAPÓN:Una aproximación jurídica y socialに掲載
本学法学部の岡部史信教授のスペイン語論文“Cultura y conciencia de la ley en relación con el uso de los recursos hídricos en Japón, con especial referencia al significado y a las limitaciones del derecho al uso y aprovechamiento de aguas(日本における水資源の利用に関する法の文化と意識)”が、本年6月にスペインで出版された学術論文集『EL AGUA EN JAPÓN:Una aproximación jurídica y social (日本の水問題:法的および社会的視点からのアプローチ)』(Coord. Carmen Tirado Robles, tirant humanidades, 2018)に掲載されました。
スペイン・サラゴサ大学に本部を置くスペイン最大の日本法研究チーム(GRUPO DE INVESTIGACIÓN JAPÓN)が毎年日本法に関する学術シンポジウムを開催しており、岡部教授もこれまでそのシンポジウムで2度報告を行っています。一度目の報告は2015年に日本の労働改革の現状と問題点について“La reforma laboral del gobierno Abe. Su incidencia en la vida y los derechos de los trabajadores japoneses(安倍内閣の労働改革)”と題して報告しており、その成果は学術論文集『LOS DERECHOS INDIVIDUALES EN EL ORDENAMIENTO JAPONÉS(日本法における個人の権利)』(Coords. Carmen Tirado Robles, Francisco Barberán Pelegrín, THOMSON REUTERS ARANZADI, 2016)に掲載されています。今回の論文は2017年に開催された同シンポジウムに提出されたものです。
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スペイン・サラゴサ大学に本部を置くスペイン最大の日本法研究チーム(GRUPO DE INVESTIGACIÓN JAPÓN)が毎年日本法に関する学術シンポジウムを開催しており、岡部教授もこれまでそのシンポジウムで2度報告を行っています。一度目の報告は2015年に日本の労働改革の現状と問題点について“La reforma laboral del gobierno Abe. Su incidencia en la vida y los derechos de los trabajadores japoneses(安倍内閣の労働改革)”と題して報告しており、その成果は学術論文集『LOS DERECHOS INDIVIDUALES EN EL ORDENAMIENTO JAPONÉS(日本法における個人の権利)』(Coords. Carmen Tirado Robles, Francisco Barberán Pelegrín, THOMSON REUTERS ARANZADI, 2016)に掲載されています。今回の論文は2017年に開催された同シンポジウムに提出されたものです。
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今回の掲載について岡部教授は、「雇用政策プロジェクトについてはビラ教授から、サラゴサ大学の学術シンポジウムの報告についてはティラード教授とバルベラン教授からの多大なご協力とお世話をいただいたことで作り上げることができました。この3人の先生には心から感謝をいたしております。ただ、自分の書き上げた内容については、いまだ比較法の視点から日本法を分析することが十分にできていないことを自覚しています。今後、さらに研鑽を深めて、次回のより良い作品の完成に努力していきたいと思っています」と述べました。
教員情報
ページ公開日:2018年08月07日