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2023年12月25日

文学研究科の菅野博史教授、松森秀幸教授が『現代語訳 法華玄義釈籤』(下Ⅱ)を出版しました

本学文学研究科の菅野博史教授と松森秀幸教授が、『現代語訳 法華玄義釈籤』(下Ⅱ)を公益財団法人東洋哲学研究所から出版しました(総頁数557頁、定価7,700円)。『法華玄義釈籤』は、天台大師智顗(538-597)の『法華玄義』に対する妙楽大師湛然(711-782)の注釈書であり、本書が本邦初の現代語訳です。

菅野教授は、これまで長年、中国天台教学を研究されてきており、松森教授は妙楽大師湛然の研究の専門家です。二人は、2020年より共同研究の成果として『法華玄義釈籤』の現代語訳を刊行されてきましたが、今回の刊行によって『法華玄義釈籤』の現代語訳を完結されました。松森教授は、「今回、菅野教授との共同研究による『法華玄義釈籤』の現代語訳を無事に完結することができました。湛然の研究はその重要性に比して十分な研究がなされていない状況です。本書の刊行が湛然研究の進展に寄与することを願っています。また今後、継続して湛然の他の著作の現代語訳も刊行する予定ですので、着実に研究を進めていきたいと思います」と述べています。

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ページ公開日:2023年12月25日