創大Days

2020年06月29日

丹木の歳時記2020 水無月(四)

創大Days編集部

この時期らしい曇りや雨の天候が続いています。紫陽花(アジサイ)は強い日差しより梅雨空の下の方が生き生きとして見えます。一方、日当たりの良い場所を好むピンクの螺旋階段は捩花(ネジバナ)。別名モジズリとも呼ばれます。破れ傘(ヤブレガサ)の若芽は春の山菜。葉に深い切れ込みがあることからついた名前ですが、花の形も何だか破れかぶれに咲いているようで面白いですね。山菜と言えば大葉擬宝珠(オオバギボウシ)の若芽もウルイと呼ばれる早春の味覚です。今の時期には山桃(ヤマモモ)も甘くて美味しい実をつけます。山桃は雌雄異株(しゆういしゅ)で、実がなる木は雌株です。今回は食べられる野草や木の実が多くなりましたが、キャンパスの植物を採取することはできませんので、ご注意あれ(笑)。
「丹木の歳時記」への感想はこちらまで

E-mail:publicrelation@soka.ac.jp
Facebookの「いいね!」やツイートも執筆の励みになります。

Instagramでも丹木の里の四季折々を紹介しています。創価大学公式アカウントはこちらから
ページ公開日:2020年06月29日


  • HEADLINES
  • 創大Days
  • 創大Lab.
  • 広報誌「SUN」