創大Days

2021年04月14日

丹木の歳時記2021 卯月(二)

創大Days編集部

百花繚乱のキャンパスには妖精たちもやってきます。スプリング・エフェメラル(春のはかないもの)と呼ばれる可憐な花々です。いずれも春のほんの一時(ひととき)だけ地上に姿を現し、花が終わると一年の大半を地中で過ごす一輪草(イチリンソウ)、二輪草(ニリンソウ)、片栗(カタクリ)、紫華鬘(ムラサキケマン)、白藪華鬘(シロヤブケマン)、次郎坊延胡索(ジロボウエンゴサク)などの植物をいいます。片栗は発芽してから花を咲かせるまでに7~8年かかります。ということは、今年花をつけた株は少なくとも7~8年前に発芽したもの。今年は17輪の片栗が咲きましたが、毎年その数を増やしています。春の丹木の里を歩けば、ひっそりとたたずむ妖精達に出会えることでしょう。
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ページ公開日:2021年04月14日


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