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2016年10月06日

福井県敦賀市で「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」が開幕しました

ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺の歴史を振り返り、平和と人権について考える「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」の敦賀展が10月6日、福井県敦賀市のきらめきみなと館で開幕しました。

この展示会は、1994年から2007年に全国73会場を巡回した「勇気の証言—アンネ・フランクとホロコースト展」に続くもので、本学と国際的な人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の共催によるものです。昨年10月に東京芸術劇場(東京都豊島区)をスタートに、広島展、創価大学展、北海道苫小牧展とこれまで全4会場で開催してきました。
今回の敦賀展では、大使館をはじめとした12団体からの後援、3団体からの特別協力等のもと、25点の物品・141点のパネル等を集めての展示会となりました。
福井展から公開となった展示品
福井展から公開となった展示品
展示は「ホロコーストの歴史」、「アンネ・フランクと杉原千畝の選択」、「私からはじまる『人権』」の3章立てとなっています。ホロコーストの歴史と、外務省の指示に反して約6,000人のユダヤ人らに日本通過を許可する「命のビザ」を発行した日本人外交官・杉原千畝、そして、「アンネの日記」の著者であるユダヤ人の少女アンネ・フランクの生涯を紹介するもの。30歳のヒトラーがユダヤ人排除の計画概要を記したサイン入り書簡のレプリカや、ユダヤ人一家が保管していた「杉原ビザ」と渡航関連品などの貴重な資料が公開されています。
同日午前に行われたオープニングには約100名の来賓が出席しました。初めに、同展の実行委員会を代表して本学の田代康則理事長が挨拶に立ち、「20世紀の惨劇であるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の教訓から学び、若者をはじめ多くの人に現代の紛争や差別などの問題を考えるきっかけにしていただきたいと思います」と述べました。福井県の西川一誠知事からのメッセージの後、NPO杉原千畝のビザの杉原まどか副理事長、敦賀市の中山和範副市長、株式会社福井テレビジョンの光野稔代表取締役社長より挨拶をいただきました。
敦賀展の概要は下記の通りです。

■「勇気の証言 — ホロコースト展」
【開館時間】10月6日~10日 10:00~20:00
【会場】 敦賀きらめきみなと館(福井県敦賀市桜町1-1)
【主催】 「勇気の証言─ホロコースト展」実行委員会
【共催】 創価大学、サイモン・ウィーゼンタール・センター
【後援】 フランス大使館、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、
    イスラエル大使館、オランダ王国大使館、リトアニア共和国大使館、
    オランダ王国大使館、ポーランド共和国大使館、アメリカ大使館、
    駐日欧州連合代表部、国連広報センター、NPO杉原千畝命のビザ、
    敦賀市、人道の港敦賀ムゼウム
【特別協力】福井新聞社、FBC福井放送、福井テレビ
【協力】 創価学会平和委員会
【問い合わせ先】 同展 実行委員会事務局(創価大学企画広報課)
【Eメール】:publicrelation@soka.ac.jp
【ウェブサイト】:http://www.soka.ac.jp/campuslife/holocaust/
ページ公開日:2016年10月06日