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  • 群馬県前橋市で「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」が開幕

2017年10月16日 14時32分

群馬県前橋市で「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」が開幕

ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺の歴史を振り返り、平和と人権について考える「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」の前橋展が10月13日(金)、群馬県前橋市の前橋エキータで開幕しました。
この展示会は、本学と国際的な人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の共催によるもので、前橋展で11会場目となります。

同日に行われたオープニングには約40名が出席しました。初めに、同展の実行委員長である本学の馬場善久学長が挨拶に立ち、「私たちは、様々な差異を克服し、互いを受け入れ、理解しようとする努力が必要です。まずは、一人ひとりが勇気をもって自分の足元から行動を起こしてまいりたい。この展示が、そのような想いを若い世代をはじめ、多くの皆様と共有するための一助となれば幸いです」と語りました。次に3名の来賓の方々から挨拶がありました。荻澤滋群馬県副知事は「遠い国の出来事ではなく、一人一人の問題と捉え、平和のために力をあわせて努力するきっかけとなれば幸いです」と述べました。塩崎政江前橋市教育委員会委員長は「安心して心豊かに生活できる社会を目指す前橋市にて、平和と人権について考える展示が開催されることは、大変意義深いことです。この展示が市民県民に広がることを祈念します」と語りました。最後に高田邦昭群馬県立県民健康科学大学学長は「心の闇に負けると、悲惨な歴史を生むことを感じ、杉原氏の『絶望の中に希望を見つける』との言葉通り、人類の未来を信じていきたいと思います」と述べました。

前橋展の概要は下記の通りです。
■「勇気の証言 — ホロコースト展」
【開館時間】10月13日(金)~10月22日(日) 10:00~20:00
【会場】 前橋エキータ3階(群馬県前橋市表町2丁目30-8)
【主催】 「勇気の証言─ホロコースト展」実行委員会
【共催】 創価大学、サイモン・ウィーゼンタール・センター
【後援】 フランス大使館、ドイツ連邦共和国総領事館、イスラエル大使館、リトアニア共和国大使館、
    オランダ王国大使館、ポーランド共和国大使館、アメリカ大使館、駐日欧州連合代表部、
    国連広報センター、NPO杉原千畝命のビザ、群馬県、群馬県教育委員会、前橋市、前橋市教育委員会、
    上毛新聞社、群馬テレビ、FM GUNMA、まえばしCITYエフエム
【協力】 創価学会平和委員会
お問い合わせ
同展 実行委員会事務局(創価大学企画広報課)
電話:042-691-9442
メールアドレス:publicrelation@soka.ac.jp
ページ公開日:2017年10月16日 14時32分