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2022年12月20日

丹木の歳時記2022 師走(三)

創大Days編集部

蕨(ワラビ)と言えば春を代表する山菜の一つ。古くは万葉集にも詠われ、日本人に愛されてきました。ところでいきなり蕨の話を始めた理由は、冬には冬の蕨があるからです。その名も「冬の花蕨(フユノハナワラビ)」。胞子をつける葉(胞子葉)が花のように見えることからついた名前です。蕨と同じシダ植物ですが、ワラビ(コバノイシカグマ科)とフユノハナワラビ(ハナヤスリ科)は別種。フユノハナワラビは秋に葉を出して冬を過ごし、春には姿を消してしまいます。蕨と同様、茹でれば食べられなくもないようですが、味は未確認。観察するだけにしておいた方が良さそうです。今年も残すところあとわずか。キャンパスの紅葉(こうよう)もそろそろ見納めが近づいています。
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ページ公開日:2022年12月20日


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