創大Days

2022年11月29日

丹木の歳時記2022 霜月(四)

創大Days編集部

春の桜に負けず劣らずの紅葉が美しい季節となりました。降り注ぐ日差しに照らされて色とりどりに輝く木々の葉はいつまでも見飽きない光景。特にお薦めのスポットは「平安の庭」や「文学の池」周辺でしょうか。作句の嗜(たしな)みがあれば一句ひねりたいところですが、ここは俳人の名句を借りることに致しましょう。「秋風や眼中のもの 皆俳句」と詠んだ高浜虚子には、「大紅葉 燃え上がらんと しつつあり」という句があります。虚子の門下の一人で原石鼎(はら・せきてい)は「黄なる葉の 日含みやすき 紅葉かな」と詠みました。永井荷風に師事した久保田万太郎は「枝々を 透きて日の照る 紅葉かな」という句を残しています。紅葉を愛でながらキャンパスを歩けば、名句も一層味わいが増します。
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ページ公開日:2022年11月29日


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