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2024年02月26日

丹木の歳時記2024 如月(二)

創大Days編集部

木々が葉を落としているこの季節はバードウォッチングの好機。早朝のキャンパスを歩くと、様々な野鳥との出会いがあります。まず気付くのはヒヨドリやガビチョウの賑やかな鳴き声。キツツキの一種のアオゲラが高速で木をつつくドラミングも聞こえてきます。姿は見えずとも鳴き声を覚えると、野鳥の種類が判別できるようになります。雑木林の梢にはシジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、エナガ、メジロなどが次々とやってきます。いずれも動きが早いため、写真に収めるのは至難の業です。上記の鳥たちは一年中見られる留鳥ですが、ルリビタキやジョウビタキ、アトリ、ツグミなどは冬鳥。暖かくなると北国に帰ります。「鳥帰る」は春の季語にもなっています。逆にキビタキなどは初夏になるとやってくる夏鳥です。年間を通してみるとキャンパスで観察できる野鳥は50種近くいます。東京都で絶滅危惧Ⅱ類に指定されているノスリはタカの一種。野鼠や小鳥などを捕食します。垣根の間を移動するウグイスも見かけました。初鳴きが聞かれる頃には一段と春めいていることでしょう。
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ページ公開日:2024年02月26日


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