創大Days

2020年09月07日

丹木の歳時記2020 長月(一)

創大Days編集部

キャンパスに程近い畑を訪ねてみると黄花コスモスが咲き乱れていました。せせらぎの側では釣船草(ツリフネソウ)に溝蕎麦(ミゾソバ)、韮(ニラ)の花も咲いています。学内のススキの根元で顔を出しているのは南蛮煙管(ナンバンギセル)。葉緑素を持たない寄生植物で「おもいぐさ」という別名もあります。万葉集には「道の辺(へ)の 尾花(おばな)が下の 思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ」と詠われています。尾花とはススキのこと。南蛮煙管は何を思って咲いているのでしょうか。今回掲載した中には普通のカメラではピントが合わせづらい小さな花もあります。広いキャンパスを丹念に捜すと残暑の中にも秋が見え隠れしています。
「丹木の歳時記」への感想はこちらまで

E-mail:publicrelation@soka.ac.jp
Facebookの「いいね!」やツイートも執筆の励みになります。

Instagramでも丹木の里の四季折々を紹介しています。創価大学公式アカウントはこちらから
ページ公開日:2020年09月07日


  • HEADLINES
  • 創大Days
  • 創大Lab.
  • 広報誌「SUN」