創大Days

2021年02月24日

丹木の歳時記2021 如月(三)

創大Days編集部

春の日差しを待ちわびていたかのように、「文学の池」の斜面では蝶が飛び始めています。この時期にいち早く活動を開始しているのは昨秋に羽化し越冬した個体。キタキチョウが蒲公英(タンポポ)の蜜を求めてやってきました。羽を閉じると枯葉と同系色のキタテハは見つけるのに一苦労です。一方、温かくなるといなくなるのは冬鳥のジョウビタキやルリビタキ。そろそろ旅立ちの日取りを思案しているのかもしれません。梅が見頃の「平安の庭」の近くで、地面から顔を出したのは蕗の薹(フキノトウ)。ほろ苦い早春の味覚です。三寒四温の言葉通り、寒さと温かさを繰り返しながら季節は進んでいきます。
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ページ公開日:2021年02月24日


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