創大Days

2021年04月28日

丹木の歳時記2021 卯月(四)

創大Days編集部

四月は山野草(さんやそう)の季節でもあります。里山に自生する山野草はどれも貴重。なかでもラン科の植物は樹木の根と菌根菌(きんこんきん)を通して共生しているものが多く、保護するためには周囲の環境そのものを保全するしかありません。金蘭(キンラン)、銀蘭(ギンラン)、海老根(エビネ)、熊谷草(クマガイソウ)、クチナシグサなどは東京都のレッドデータに記載されている絶滅危惧種。雑木林の減少や下草刈りをしなくなったことで近年、急速にその数を減らしています。自然環境はひとたび破壊されてしまうと容易には再生できません。SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一つとして「陸の豊かさも守ろう」という項目があります。本学は貴重な植物が生息できる自然環境をこれからも大切に守っていきます。
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ページ公開日:2021年04月28日


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