創大Days

2021年12月16日

丹木の歳時記2021 師走(二)

創大Days編集部

キノコと言えば秋を思い浮かべますが、冬に入った今頃になって切り株に発生した楢茸(ナラタケ)を見つけました。そもそもキノコとは、菌類が胞子を飛ばし子孫を残すための子実体(しじつたい)。菌類は倒木や枯葉を分解し、土壌に還元します。これが植物を育む養分となります。このように菌類は森林の生態系の中で重要な役割を果たしています。日本のキノコは名前のあるものだけで約3000種。世界では約2万種。名前のついていないものも含めると10万種を超えると推定されています。美味しいキノコもあれば猛毒のキノコもあり。様々な色や形をしたキノコもあります。そんな奥深いキノコの世界に魅了された博物学の巨人・南方熊楠(みなかたくまぐす)が逝去したのは80年前の師走29日のことでした。
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ページ公開日:2021年12月16日


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