2023年11月15日は生涯忘れられない日となりました。開学以来、創立者には幾度となくキャンパスに足を運んで頂き、学生を始め教職員、通教生や卒業生、保護者にも限りない励ましを送って頂きました。四季折々のキャンパスで刻んだ創立者との掛け替えのない思い出が次々とよみがえる卒業生もあまたいることでしょう。小春日和の日差しが降り注ぐ「平安の庭」に一期生が残した「草創の誓」の碑文があります。「一、我ら一期生は創立の師池田先生の掲げられた建学の精神を我が生命に刻み、その構想実現に生涯を賭して戦ってまいります。一、我ら一期生は草創の同志として互いに尊敬し鍛錬し合い友情の絆も固く共に団結して進んでまいります。一、我ら一期生はあらゆる立場で世界平和推進の原点である創価大学を断じて死守し発展させてまいります。以上、三箇条を我ら一期生は逡巡することなく自己自身を裏切ることなく生涯かけて実践していくことをここに誓います。」この碑文に込められた誓いは、一期生だけのものではありません。創立者の精神は陸続と続く創大生、短大生の胸中に確かに刻まれ、永遠に揺るぎなく受け継がれていきます。