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2016年02月26日

行き詰ったら信じて前へ進む、数学の難題を楽しむように人生を謳歌!最高の方程式は、“自分の人生の勝利≒オカンの幸せ”!

創大Lab編集部

山上 敦士 理工学部 准教授
今から20年ほど前、約350年もの間数学者たちを悩ませ続けた未解決問題が証明されました。「フェルマーの最終定理」です。イギリスの数学者アンドリュー・ワイルズが何年もかけ、いくつもの理論を用いて証明しました。しかし、いまだ世界にはその問題に挑んでいる数学者がいます。それはなぜか?「理由は、証明されてもなお、“不思議”が残っているからだ」と、本学理工学部の山上准教授はいいます。 
山上准教授と数学の出会いは小学生のとき。教員の先生が見せた九九表に不思議な現象を見つけ、質問をすると、「すごいことに気がついたね。先生も分からないよ」と。以来、数の不思議な法則に取り憑かれ、数字と向き合う日々が始まりました。中学に上がると、ミニテストでクラスの中でただ一人満点を取り、以来クラスでは、「数学は山上に聞け」と言われるように。嬉しくて、本屋に行っては、数学の問題集を買い、毎日問題を解くのが趣味になりました。大学院では、新しい定理を発見し、修士論文は学術誌に掲載。大好きな数字と向き合い、趣味の研究に取り組み、なおかつ、その数学を通し、学生たちの人生とも向き合います。数字の話をし始めたら、いや、もともとピン芸人のようなお人柄ではありますが、輪をかけて笑いに鋭さが光り、なおかつ漫談が、いえ、解説が止まらない山上准教授に話を聞きました。
※掲載内容は取材当時のものです。
ページ公開日:2016年02月26日


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