ビジネスモデル
構築・社会実装化

概要

ホテイアオイ由来の消化液で培養したスピルリナを原材料とした食品を開発し、エチオピアの人々の栄養改善、健康に貢献します。具体的には、現地企業と連携し、微細藻類(スピルリナ)由来の栄養補助食品の開発および生産から流通・販売にいたるまでのバリューチェーンを構築することによって、現地の人々の栄養改善、貧困の緩和と生活の質の向上を目指します。

テーマの技術的な特徴

スピルリナは高タンパクでミネラル、ビタミンを含むスーパーフードです。しかし香りや色に特徴があり、エチオピアの嗜好や食習慣にあった食品を開発しなければなりません。そのため、嗜好・ニーズ調査を行うこと、また食品認証を得るために子どもたちの栄養改善効果を検証する予定です。さらに学校給食制度を通して、また市場を通じて人々に栄養補助食品を届けるために現地の企業と連携して生産、流通、販売を可能とするバリューチェーンを構築し、ビジネスモデルを提示することが目的となります。

担当機関とメンバー

日本側

創価大学経済学部:高木功、近貞美津子
創価大学経営学部:志村裕久
創価大学看護学部:佐々木諭

エチオピア側

バハルダール大学経営学部:Meselu Alamine
バハルダール大学農学部:Birhane Anagaw, Fentahun Tesafa, Atalel Wubalem
インジバラ大学経営学部:Lingerie Atiniku, Aemro Worku, Kassu Hailu, Adino Andarge